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[WBS]中国・インドも参加!ロシア極東で大規模軍事演習

ワールドビジネスサテライト(WBS)

9月1日、ロシア軍が極東で始めた軍事演習。4年に1度の大規模な演習ですが、参加国は中国やインドなど13ヵ国に上ります。ウクライナ侵攻と並行して行われる軍事演習にどのような狙いがあるのでしょうか、専門家に聞きました。

ロシア極東の大規模軍事演習!専門家が見るロシアの狙い

ロシア国旗を掲げ行進する兵士たち。そして中国軍の姿も…

4年に1度の戦略的軍事演習「ボストーク2022」に参加する兵士たちです。その総数は5万人以上。13の国が参加し、7日間に渡る演習が始まりました。

演習エリアにはロシアが実効支配する北方領土も含まれています。

今回の演習ではおよそ30万人が参加した前回2018年の演習と比べて規模が大きく縮小しました。長期化するウクライナ侵攻をめぐり兵力を割いたことが影響しているとみられます。

そのウクライナ侵攻をきっかけに国際的に孤立するロシア。今回の演習の狙いについて専門家は…

防衛研究所
兵藤慎治政策研究部長

参加国が4年前はモンゴルと中国だけ。今回は13ヵ国。
ロシアと軍事的なつながりのある国はたくさんあると国際社会にアピールし、ウクライナ戦争でも孤立していない印象を付けたい狙いがある。

投入される兵器は5,000以上にのぼり、140機の航空機や艦艇60隻も含まれます。専門家はここにも狙いがあるとみています。

防衛研究所
兵藤慎治政策研究部長

演習の場はロシア製兵器を売却したい武器の展示会みたいな側面もある。
参加国に対し軍事技術協力(兵器販売)の拡大という狙いもある。

今回のボストークには初めてインドも参加。インドは日本、アメリカ、オーストラリアとともに自由や民主主義、法の支配といった基本的な価値を共有する戦略的枠組み「クアッド」のメンバーです。なぜロシアの軍事演習に参加するのでしょうか。

防衛研究所
兵藤慎治政策研究部長

インドは中国との国境問題を抱えていて必ずしも良好な関係ではない。
中国、ロシアとの関係をよりインドに有利な形に持っていきたい狙いもある。

さらに4年前にも参加した中国は今回初めて艦艇を派遣し、日本海でロシアと合同演習を予定しています。

防衛研究所
兵藤慎治政策研究部長

中露がより軍事的に一体化しながら日米をけん制してくる。
その様子が確認される可能性があるので日本やアメリカも安全保障上、両国の動きを注視していく必要がある。

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