IAEA(国際原子力機関)の調査団は攻撃が続き原子力災害への懸念が高まるウクライナのザポリージャ原発に到着しました。
IAEA原発に到着も砲撃で原子炉が停止
IAEA
グロッシ事務局長

ごく最近、数分前まで砲撃があり軍事活動が活発化している現状は承知している。
しかし、ここまで来たからにはわれわれは立ち止まらない。
IAEAは9月1日の朝、原発に向けて出発しましたがザポリージャ州の知事によると「ロシアが調査団の訪問で合意されたルートを砲撃」したため当初よりも到着が遅れました。
またウクライナの国営原子力企業エネルゴアトムは9月1日、ロシア軍が原発の敷地内を砲撃して緊急保護システムが作動。稼働していた5号機の原子炉が停止したと発表しました。
これに対してロシア側はウクライナ軍から砲撃があったと主張しています。
またIAEAは数日かけて調査する意向でしたがロイター通信によると当初よりも短い期間での調査になる可能性があるということです。