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[WBS]24年ぶりの水準を更新!円安加速 一時140円台後半に

ワールドビジネスサテライト(WBS)

円安ドル高が止まりません。為替市場では9月2日に一時140円79銭をつけて24年ぶりの円安水準を更新しました。その為替に大きな影響を与えているのが発表されたばかりのアメリカの雇用統計です。8月の農業以外の働く雇用者の数は31万5,000人と市場予想をやや上回る結果になりました。

アメリカ 雇用統計 予想上回る!円安一時140円台後半に

ニューヨーク支局
手塚明日香記者

為替の動向に大きな影響を与えるアメリカの政策金利ですが、雇用統計は金融政策を決めるFOMC(連邦公開市場委員会)が重要視する指標です。
8月は市場予想をやや上回り引き続き労働市場の堅調さが確認されました。

雇用全体をけん引した飲食店を含むレジャー・接客業は前の月と比べて3万1,000人増加と伸びが鈍化しました。

また失業率は前の月の3.5%から3.7%に悪化しました。しかし、これは労働参加者が増えたことによるもので一時的なものではないかとみられています。

佐々木明子キャスター

雇用がこれだけ好調な状況だと今後の為替相場への影響は?

ニューヨーク支局
手塚明日香記者

アメリカの中央銀行にあたるFRBのパウエル議長はインフレを抑えるため金利の引き上げ、つまり金融引き締めを続ける意向を示しているため、今回雇用が引き続き好調だったことを受け、3回連続となる0.75%の大幅利上げの可能性が高いとみられています。

0.75%となると日本とアメリカの金利差がより広がることになり、為替相場はより円安に振れやすい状況となります。

こうした中、FRBは13日に発表される消費者物価指数について9月下旬のFOMC前の判断材料として注目しています。

アメリカがどこまで金利を上げていくのか為替の動向に大きな影響を与える金融当局の動向には今後も一喜一憂する展開となりそうです。

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