ELSYS JAPAN株式会社
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東京都品川区にあるエルシスジャパン株式会社。
奥から貫禄たっぷりに現れたのは山内秀敏社長。
この会社、なんとロシアからやって来た会社なんだとか。
何をなさっているんでしょう?
悪いことをしそうな人を見つけるっていうか。
「どうやって見つけるんですか?」
防犯カメラのソフトですね。
「悪いことをした人じゃないんですか?」
悪いことをする前ですね。
悪いことをする前に、しそうな人を見つけ出す?
防犯カメラ
エルシスジャパン株式会社は不審者ん可能性が高い人物を検知する防犯監視システム「ディフェンダーX」を販売。
ロシアではすでにデパートや空港に導入されています。
日本では2016年5月に開催されたG7伊勢志摩サミットで使用されたらしいです。
犯罪が起きる前に怪しい人を見抜くって本当に?
怪しさ
画面下にあるのが「怪しさ」のステータスメーター。
60を超えると不審者と判断され緑の枠が赤に変わります。
山内秀敏社長の場合は、
「社長もけっこう強面ですけど反応しないですね!」
そこでソフトの性能を確かめるべく、怖い顔をした悪役俳優をご用意。
しかし、「怪しさ」ステータスメーターが全然上がりません。
山内秀敏社長、これはどういうこと?
演技では反応しないですね。本気じゃないと。
では、どういう時にメーターが動くのか?
海外の防犯カメラの映像を見ると、狭い路地に1人の男がブラリとやって来て、一気に赤枠の危険マークが…。
すると、何やらバイクをイジり始め、そう、この男、バイク泥棒だったのです。
次はコンビニの防犯カメラ。
入ってきた男性がいきなり「怪しさ」ステータスメーターが反応!
と思ったら、入ってきしてすぐに商品をコートの中に…。今度は万引き犯です。
どうして悪いことするって分かったのか?
人間の身体の振動成分を分析して、それを悪いか良いか判断して、悪いことをする人間の振動が違うんですね。
実はこの「ディフェンダーX」、人間が無意識の内に発する微妙な振動の場所や大きさを読み取り、緊張・ストレス・攻撃性など約50パターンの感情を強さを分析。
予め設定ししている数値を元に危険度をリアルタイムで表示します。
ロシア
そして振動を分析するっていうのがロシアなんらではの技術なんだとか。
ソ連時代の膨大な資料映像から今まで10万人ぐらいで人体実験をやってますんで、研究開発したのが世界中でロシアだけ。
元々、人間の振動を分析する技術はロシア政府が研究していたのですが、15年前、これを製品化するため民間と手を組んで会社にしたのがエルシスなんだそうです。
売り上げ
エルシスジャパン株式会社は2015年12月に設立したばかりですが、
「売り上げはどうですか?」
まだ1年も経ってないですから、2~3億円。
防犯上、販売先は言えないそうですが、警察の施設や大手警備会社はもちろん、鉄道会社や銀行ですでに使っているところも。
2020年の東京オリンピックに向け、かなり需要が増える見込みです。
この商品、世界中探してもロシアと日本にしかないので。
「けっこう儲かるんじゃ?」
言えないです。
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