
今年上半期の車名別の自動車販売台数が7月6日に発表され、トップ3がご覧のようになっています。
| 1位 | N-BOX | ⇓6% (前年比) | 10万3,948台 |
|---|---|---|---|
| 2位 | ヤリス | ⇓31.5% (前年比) | 8万1,580台 |
| 3位 | カローラ | ⇑31.8% (前年比) | 7万988台 |
1位がホンダのN-BOX、そして2位と3位がいずれもトヨタ自動車でヤリスとカローラでした。
販売台数もご覧のようになっていますが、去年と比べるとSUVタイプが好調だったカローラは増加していますが、N-BOXをヤリスは去年の実績を下回りました。背景にあるのは深刻な半導体不足などによる納車の遅れです。販売の現場を取材しました。
22年上期販売SUV人気!納車待ち 販売店での実態
埼玉県にある創業50年のウチダオート 川越店。さまざまなメーカーの新車を取り揃えています。現在の売れ筋は…
ウチダオート
植松良浩社長

SUVの人気が高まっている。このホンダのヴェゼルはかなり販売している。
今まで観光などを抑えていた方々が外に出るのに、このような車で出かけたいというニーズの高まりが現れているのではないか。
上半期の販売台数ランキングではホンダのN-BOXが2年ぶりにトップに。この店でも家族で乗れるSUVや軽ワゴンが人気でガソリン価格の高騰を受け、ハイブリッド車を選ぶお客さんも多いといいます。
需要回復の兆しがようやく見えてきた販売店。しかし、ある悩みが…
ウチダオート
植松良浩社長

納期はガソリン車で約3ヵ月から4ヵ月。ハイブリッド車でしたら下手すると半年くらい。
通常は展示車を縦置きでぎゅうぎゅうに置いているが本当に展示社が入ってこない。
状態化している納期遅れ。現車限りとして展示車を販売するケースも目につきます。ただ、必要な展示車すら入ってきていないのです。
植松社長は半導体不足だけでなく、中国・上海でのロックダウン(都市封鎖)の影響で部品の供給網が滞ったため納期の遅れが長期化していると指摘します。
ウチダオート
植松良浩社長

お客様の「受注残」リスト。納期延期によってなかなか納車が進まない中で発注・受注残の件数が残っているような状況。
上半期の注文した車の納車予定日が来年になるケースも少なくありません。ホンダはN-BOXの納期を5ヵ月から半年以上にしているほか、トヨタでは人気SUV、ランドクルーザーについて納車まで4年程度かかることになったため国内での受注をストップしました。
お客さんからは…
来店客

特定の車が絶対欲しいということであれば半年以上、約1年待つが「どうしても」というのではなかったら他の車を見てしまう。
ウチダオート
植松良浩社長

今年9月くらいまでは納期遅れが少しずつ改善しながら10月以降復活すると思っていたが、現段階では予測は大幅に先にずれているような形になっている。