株式会社平野製作所
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儲かりメニューを支えるお店のウラ機械!

訪れたのは千葉県にあるスーパー、ナリタヤさん。

スーパーといえば美味しそうの刺し身が並ぶこちらの鮮魚コーナー。

こちらに並ぶ売れ筋商品「お刺身四点盛り」にはそれを支えるウラ機械があるらしい…

それがこちら。

なんか結構シンプルな作りですが、これは何をする機械なんですか?

お刺身のつまを作る機械でつま一番です。

誰でも簡単に回すだけでつまが作れるので便利な商品です。

実際に見せてもらうと…

あっという間につまができていく、しかもツヤツヤ。

スーパーでは1日100パック以上作るお刺身に必ず付けるつま。そのつま作りを手作業でやるとかなり大変。

このつま一番はスーパーの鮮魚コーナーには欠かせないウラ機械なんだとか。

しかしなぜこんなにキレイに簡単につまができるのか?

その秘密を探るべくつま一番を作っているという千葉県の平野製作所へ。


株式会社平野製作所の代表取締役、平野里佳と申します。

女性社長の平野さん。
早速ですがつま一番ってどのくらい売れているんですか?

発売して40年で47万台以上売れていまして、国内シェアナンバー1。

「自宅に持って帰って使ったりは?」

家につま一番ありまして夕食に使ったりしてます。

このつま一番、イオンやライフなどおちこちの大手スーパーがこぞって使っているのです。

人気の理由はやはりそのできあがりの美しさだそうですが、社長曰くその秘密はこのミゾ。


ネジが1ミリピッチで刻まれていて、大根を挟んでハンドルを回すと1ミリ間隔で大根を押し出すのでキレイに1ミリのつまが出来上がる。

この螺旋のミゾの幅がハンドル1回転でぴったり1ミリ大根を押し出すような精巧な構造になっている。

だからつま一番で作ったつまはどこまでいっても必ず太さが1mm丁度。

さらにその刃は1本1本職人さんが手作りで調整している。

抜群の切れ味を出せるのでつまの表面も艶がいいのはもちろん、まっすぐ切ることで空気に触れる面が均一となり普通よりも長く鮮度が保てるっていうからスゴい。


さて「つま一番」でがっちりの平野製作所ですが、この会社のウラ機械はこれだけではなかった!


案内されたのはショールーム。
弊社の商品は3,000種類以上出してる。

「3,000種類も作ったんですか?」

食材に合わせていろいろ増えていきました。

実は平野製作所はスーパーのウラ機械の宝庫。特に食材を切るのが一番の得意技。

例えばフルーツコーナーでよく見るこのパイナップル。

実はこれ平野製作所の製品「パインピラー」でカット。

さらにこれらのキャベツやかぼちゃを切るのも平野製作所の製品なんです。


実際に使っている現場の人からは…

切れ味もすごく良くて誰にでも簡単にできる機械。

「全然力使わない?」

そうですね。簡単に切れます。

「結構便利ですか?」

そうですね。

そしてそんな数ある平野製作所のカッターの中で最高傑作の一つとの呼び声が高いのが…

こちらのきゅうりカッター。

きゅうりを切るというのは分かるんですが、何がそんなにすごいのか?

きゅうりを縦に均一に分割するカッター。

これも国内で90%以上のシェアを取らせて頂いている。

実際に切ってもらうと…

結構力のいる手作業ですが縦にきっちり6等分になっています。

しかし、このきゅうりカッターのすごい所はこんな感じの曲ったきゅうりを切る時。

お見事、ちゃんと均等に切れていますね。

その秘密は穴の周りにある8枚のバネ。

きゅうりが曲がって中心からずれるとバネがぐいっと反発して真ん中に戻してくれる。

この仕組みによってどんなに曲がったきゅうりも真っ直ぐ均等に切れるんです。

スーパーの切るに欠かせないウラ機械を作り続けている平野製作所。

平野社長は今後、世界戦略も考えているようです。

平野製作所は食品をカットしてがっちり!

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