株式会社パーク・コーポレーション
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儲かる駅ナカビジネス。
続いての駅ナカビジネスは品川駅の中にあるこちら。
青山フラワーマーケット。
いま駅ナカの花屋さんががっちり儲かっている。
青山フラワーマーケットの江原と申します。
「がっちりやってますか?」
がっちりやってます。
がっちりやっているという江原久司さん、実際にどれくらい?
「年商は?」
78億円です。
現在117店舗。
そのうち100店舗以上が駅の中、もしくはそのそばにあるというまさに駅ナカビジネスでがっちりの青山フラワーマーケット。
売り上げもぐんぐん右肩上がりで絶好調。10年間で1.8倍。
江原さん曰く、青山フラワーマーケットは一見普通の花屋さんに見えて実は花屋さんのビジネスの常識をひっくり返す作戦がたくさん!
「どこががっちりポイントですか?」
花はギフト需要であったり、目的買いのお客様が多かった中でご自宅向け、店の前を通った方に衝動買いをしていただけるお店作り。
普通、花を買うときは「プレゼント用に!」や「お祝いに!」など目的が決まってからお店に来ることが多かった。
ところが青山フラワーマーケットが狙うのはたまたまフラッと通りがかったお客様。
その人たちに衝動買いさせるための作戦が!
普通の花屋は色とりどりの花を混ぜて置くことが多いですが、青山フラワーマーケットは1つの花の種類だったり、色の塊を作ることでインパクトのあるお店作りをする。
確かに花屋っていろんな色の花が混ざって並んでいるイメージ。
でもここは同じ色同士固めることでパッと見のインパクト大!
お客様に分かりやすくアピール!
そしてもう1つ衝動買いしてもらうための作戦がある。でもその関係で普通のお花屋さんには大体あるものが青山フラワーマーケットにはないんだとか。
ここで問題!
普通のお花屋さんにはあるのですが、青山フラワーマーケットで置いてないものは何でしょう?
あえてです。
「家庭にあるものですか?」
家庭にもあります。
それでは正解!
正解は冷蔵庫です。
青山フラワーマーケットには冷蔵庫がない。
確かに普通のお花屋さんにはお花の寿命を伸ばすための冷蔵庫がありますが…
青山フラワーマーケットはなし。
とにかくかなりのスピードと回転率で花を売るので必要ないってワケ。
夏は大変です。
ではそんな早さでお花を売るために青山フラワーマーケットがとった作戦とは?
加工済みでスタッフがブーケにしたものを販売する。
注文されてから花束を作るのではなく、すでに束ねておいたブーケで売る!
店舗とは別の場所にある作業場でスタッフが花をどんどんブーケにして店頭へ。
完成したブーケの状態で売っているから通りすがりの人もいいなと思ったらパッと手に取って…
つい衝動買いしちゃう。
そして男性のお客様に買ってもらいやすいようにこんな売れ筋アイテムも。
看板商品のミニサイズのブーケ。
グラスブーケ、キッチンブーケ、ダイニングブーケとあって、花瓶がなくてもコップに飾れるイメージだったり。
生活シーンに合わせた小さなミニブーケ。
机やダイニング、キッチンなど小さな場所に簡単に飾れるとついつい買っちゃう人が続出!
これでがっちり!
しかも花を入れるグラスはちょうどいいサイズをオリジナルで作って販売。思わず一緒に買わせちゃうという頭の良さ。
こちらのお父さんは…
「今グラス買われた?」
グラス…花瓶?
「頼まれたわけじゃなくて?」
じゃなくて誕生日で。
「おめでとうございます。」
ありがとうございます。
花買うんですけど、ちょうどいい花瓶が…
他はでかいか細いかしかない。
「ここオリジナルんですって。」
ちょうどいいなと思って。
がっちり!
ありうそうでなかったけど、ちょっとした工夫で気軽に買える花屋さんに。
今後もどんどん店舗数が増えそうです。
青山フラワーマーケットは駅ナカでがっちり!
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