株式会社ビック・ママ
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儲かる駅ナカビジネス。
続いての駅ナカビジネスは新宿駅の駅ビルの中にあるこちらのお店。
ビッグ・ママ。
ビッグ・ママの守井です。
「ビッグ・ママのBですか？」
たまたまです。
守井嘉朗社長が手掛けるこのビッグ・ママは洋服のお直しの店。
いま駅ナカにこうしたお直し専門店が増えていて、なかでもビッグ・ママは絶好調！
がっちり！
「何店舗ある？」
70店舗くらいです。ちょっと忘れちゃいましたけど…
年商は15億円くらい。
現在全国に71店舗を展開、そのうち駅ナカ・駅チカが65店舗というからほぼ駅だけでがっちりなお直しチェーン。
一体どんなお客さんが？
裾がほつれたのでお直しに来ました。
お直し屋さんの方が綺麗に仕上がるのでお願いしてます。
服の破れやほつれ、裾直しなど、皆さん何かの用事のついでやお仕事の行き帰りでさっと立ち寄れるのが駅ナカのお直しショップのいいところのよう。
最近はネットで買った服のサイズが合わないのでお直しをするお客様も多いみたい。
「直せば着られるかな」という洋服はお直し前提で買ったりしますね。
そしてこのビッグ・ママ、ただ駅ナカに出店しているわけではなく、ある狙いが！
日本の駅ビルはファッション店と交通量の両方が多い場所。
「両隣、洋服屋さんですよね。」
最近の駅ナカには洋服屋さんが多い。
服を買ってすぐビッグ・ママで直すってお客様もいるので、洋服のお直し屋さんにとっては絶好のがっちりSPOT！
そんなビッグ・ママ、駅ナカでガッチリするため、他とある部分が大きく違うらしい。
ここで問題！
我が社には普通のお直し屋さんにいるはずのものがいません。それは何でしょうか？
普通のお直し屋さんにいて、ビッグ・ママにはいない？
正解は…
正解はベテラン職人さんがいないんです。
「大丈夫なんですか？」
大丈夫です。
大丈夫？
大丈夫です。
お直しのベテランがいないで大丈夫ってどういうこと？
ベテランの職人を育成するまで時間がすごくかかって出店のスピードに間に合わなかった。
作業を切り分けて、簡単なものは店頭で難しいものは工場でやる。
ビッグ・ママは普通のお直し屋さんだとお店の奥でやっている作業を簡単なモノ以外は…
仙台にある自社の工場に送っちゃう！
そこにいるベテランの職人さん30人がガンガン直して1週間ほどで送り返すって仕組みなんです。
工場はたくさんの商品がくるのでベテラン職人の育成が早い。
手間がかかるお直しを工場でまとめることでお店のスタッフを少なくし、スペースもぐっとコンパクトにすることに成功！
おかげで家賃がお高めの駅ナカでもどんどんお店を出せるようになったってわけ。
お店を小さく借りて、その分、宅急便費用をかけても十分コストが浮いた。
東京でいただく金額で仙台で直して、その分の利幅もがっちり！
「頭いいですね！」
頭いいんです。
さらに社長のアイディアでこんなモノも…
イラストでメニューを作ったのは業界では最初で分かりやすくてウケました。
お値段が分かりにくいお直しをイラストを使って明朗会計に！
現在、全店舗で毎月なんと3万5,000点以上のお直しを実現！
ビッグ・ママは駅ナカでがっちり！
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