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[がっちりマンデー] 過疎の町の救世主!?儲かる村立・町立ビジネス(3)

過疎の町の救世主!?儲かる村立・町立ビジネス

音威子府村

一面の雪景色が広がる北海道。札幌から車で北上すること約4時間。稚内の南に位置する音威子府村。

おはようございます!

笑顔が優しい左近勝村長。

「音威子府村はどんな村ですか?」

一言で申しますと北海道一小さな自治体で人口が現在、800名を切っている。

「やっぱり過疎化が進んでます?」

進んでますね。残念ですけど。

このままでは村がなくなってしまう。危機を感じた音威子府村では、あまり例のない作戦で村の再生を目指しました。

非常に特色のある取り組みで「おとこう」を設置しています。

左近勝村長曰く村を存亡の危機から救ったおとこうは役場のすぐ近くにあるということです。

これが先程紹介したおとこうです。北海道おといねっぷ美術工芸高等学校です。

「学校ですか?」

村立の工芸高校です。

北海道おといねっぷ美術工芸高等学校

昭和59年に開校。村立北海道おといねっぷ美術工芸高等学校。通称「おとこう」。

学校が村を救うってどういうこと?

生徒は115名。115人はすべて音威子府村以外から入学した子どもたち。

この学校は生徒全員が音威子府村以外の出身。

出身は愛別町っていう北海道の。

「音威子府村じゃない?」

音威子府村ではないです。

兵庫県の西宮市です。

道内を始め、東京や大分など日本全国から生徒が集まってきています。

授業の内容は木材加工が中心の工芸コースと絵画などを学ぶ美術コースの2つです。ここで専門的な技術や知識を学びます。

じつはこの村立北海道おといねっぷ美術工芸高等学校、もともとは普通科の高校でした。

しかし、いつしか入学者数が1桁まで落ち込み廃校の危機に直面。

そこで村の方々は考えました。どこも真似出来ない高校を作って全国から世知を集めよう。個性的な学校を作ることによって生徒を集めるのに成功しました。

生徒全員、村外の出身なので学校のすぐ近くに建つチセネシリ寮で3年間寝食を共にします。

全員、音威子府村の村民なので住民票を登録しています。我が村の人口がおおむね800人ですから、その2割に相当する数が生徒・教職員・その家族。

なんと音威子府村は人口の約2割が学校関係者。まさに学校とともに成り立っている村なんです。

環境

しかしながらお世辞にも立地が良いとはいえないこの村になぜ日本中から生徒が集まるのか?

西後勝美教頭先生、教えてください。

遊ぶ所は公園とか川で散歩するしかない。何もない。

「ゲーセン?」

ゲーセンも何もないです!

「カラオケ?」

何もない環境で没頭できるのがメリット。

音威子府村には何もない!

村内にはコンビニも1店舗のみ。

外に行っても雪か公園かコンビニしかないのであんまり外出ないですね。友達がデッサン頑張っているのを見るとやっぱりやんなきゃなって思う。

都会とは違った静かな環境だからこそ、3年間じっくりと作品制作に打つ込める。これは確かに芸術家のタマゴたちには最適な環境です。

工芸の実習に使う木材は村の周りに生えているものをドーンと提供。

木が無料なのでありがたいです。これも全部もらった木材なので。

とにかく生徒たちを村がフルサポート。

しかし村に人が増えても学校運営や生徒の補助にお金がかかる。音威子府村が学校にかける予算は年間1億円以上。このままではやっぱり駄目なのでは?

いえいえ、そんなことはありません。

そのヒントがある男性です。

元々卒業生でこの仕事をしたくて音威子府村に来ました。

13年前に北海道おといねっぷ美術工芸高等学校を卒業した澤口将達さん、大学も出て一時は札幌で就職しましたが音威子府村が忘れられず戻ってきました。

ほかにもこの2年間で子熊啓太さんがそば農家として、佐藤雅隆さんが寮職員として音威子府村に戻ってきました。

左近勝村長曰く、今後も更なる卒業生の移住を期待しているとのこと。

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