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[WBS] 日産が新技術を発表!「充電いらない」電気自動車!?

2016年11月3日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

日産自動車株式会社

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日産自動車株式会社が11月2日に発表したコンパクカーの新作モデル「NOTE eパワー」。

発表会に登壇した西川廣人共同CEOはその技術に自信を見せました。

従来のハイブリッドとは全く異なる、電気自動車の技術を駆使した日産ならではの新たな電動化の提案。

一体、どんな違いがあるのか?

エンジンルームを開けるとガソリンエンジンと電動モーターの部分があり、一見すると普通のハイブリッド車と変わりません。

しかし、星野朝子専務執行役員によると

駆動がモーターにしかつながっていないのでエンジンは発電するために存在している。完全にモーターだけ、つまり電気だけで走っている。

eパワー

ガソリンエンジンがつながっているのは発電機だけ。

発電機で作った電気でモーターを動かし、車を走行させるのです。

従来のハイブリッド車はエンジンとモーター、それぞれを切り替えて車を動かします。

新しい「eパワー」ではエンジンが担うのは発電だけ。

モーターだけで動くので走り心地は電気自動車と同じだといいます。

試乗

実際に大浜平太郎キャスターが試乗しました。

同乗者は日産自動車株式会社の第一プロジェクト統括グループの小宮哲さんです。

「走り出しはとっても静か、これは電気自動車と同じ?」

今、電気自動車。バッテリーの電力供給だけで走っている。

しかし、しばらく走るとエンジンの音が。

かかっています。

「アクセル操作とは関係なくエンジンがかかる。」

「エンジン音しているが走りはモーターの走り、電気自動車の走り。」

走行中にバッテリーが減り、充電をする時にエンジンが動きますがアクセルやブレーキ操作とは関係ないのです。

「電気自動車をスタンドで充電するとか、探すことに抵抗感を持つ人がいるのか?」

電気自動車を普及する立場としてそうでなくなってほしいが、事実としてはまだまだお客様が気になるのは航続距離と充電。その2つをeパワーで解決したい。

電気自動車

他社に先駆けて2010年に電気自動車「リーフ」を発売した日産自動車株式会社。

しかし、充電スタンドの設置数が十分ではなく、普及の足枷となっています。

新型車の価格は約177万円と電気自動車リーフよりも100万円以上割安。

ガソリンを使いながら電気自動車の走り心地も実現し、電気自動車の魅力を広げたい考えです・

これで電気自動車がいいねという感覚が広まると思う。そうすると電気自動車のライナップをもう少しそろえるべきではないかと考えている。

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