株式会社浜倉的商店製作所
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いま東京の外食業界で一大ブームを巻き起こしているのが昭和の時代ならではのものって知ってました?
そのブームを作った立役者が後ろ姿からもはっきりと昭和が香り立つ男性。
「昭和っぽい感じが…」
時間が進んでないんです。
浜倉的商店製作所の社長、浜倉好宣さん。
昭和っぽいお店をプロデュースする達人でその代表作が、
ここです。恵比寿横丁です!
恵比寿横丁
いまやご存じの方も多いはず。恵比寿横丁!
中に入ると狭い通路の両側に所狭しとお店が並び大盛況。これは儲かっていそうです。
この懐かしい昭和感たっぷりの横丁は元々あったものではなく浜倉社長のコンセプトに基いて作られた横丁です。
恵比寿横丁の大ヒットにより、有楽町産直飲食街に昨年オープンした上野産直飲食街、新橋産直飲食街など浜倉社長プロデュースの横丁風飲食街がどんどん増えています。
昭和感
今からちょうど10年前にオープンした恵比寿横丁を例に、浜倉的儲かる横丁の作り方を教えてもらいましょう。
まずはこの場所、以前は何だったかというと、
ここは昔、公設市場で色々なお店が入る市場だった。シャッター街になってまして…
築40年の寂れたシャッター市場をひと目見た浜倉社長、
ここに飲食街を作れば必ず流行る!
と2年の歳月をかけて地主のオーナーさんたちと交渉、飲食街をつくる権利を得ました。
そこに当初は13店舗のテナントを集めて昭和風の横丁を作り出したってワケです。
恵比寿横丁の一番の特徴は何と言っても全体に漂うりあるな昭和感!
床にしてもですね、元々の市場の時の床だし、天井も前のまま。
天井も蛍光灯も床の状態も元々の市場のまま。つまり本物の昭和を残しています。
お金がかかっていないのはもちろん、この雰囲気がお客様を喜ばせます。
雰囲気良くないですか?飲み屋がいっぱいあって。オシャレな所が苦手でこういう所のほうが好き。
ってことですね。
そして店のスペースもあえて狭くして、ギュウギュウ感を演出。
椅子も基本、昔ながらの丸椅子を使用。カタコトするんだこれが!
狭い通路
通路が狭いのも、もちろん計算づくです。
もみくちゃなんですけど、こういう場所は今少なくなってきてる。不便が一番コミュニティーにつながる。
スペースが狭い分、お客様同士も近くなる。すると、ほっといても盛り上がる!
皆、温かい。知らない人なのに、知らない人にかかわらず、数分という時間で皆と仲良く戯れることができる。最高、最&高。
楽しいです。楽しい!
「声とか掛けられたりするんじゃ?」
さっきかけられたけど、発展はなかった。前来た時は外国人と飲みました。
そんなこともあるんですね。
店同士の距離も近いこともあって、普通の飲食街ではありえないサービスも!?
1店1店が近いからお客様がいっぱいになると、好みによって違うものが欲しくなる。だから出前もできるように!
他の店のどうしても食べたいメニューがあれば、その場でお金を支払って出前を取ることができます。
出店
実に自由な雰囲気の恵比寿横丁ですが、出店する店の決め方もかなりアバウトな方法だったといいます。
2011年の2次募集の時に出店した鉄鍋ホルモン「だるまてんぐ」の八條憲之介さんとスナック「訳あり」の古川香織さんによると、
普通は物件の値段が高いところはお金を持っている人が取れるじゃないですか、もうここは関係なく、お金を持ってようが持ってなかろうがじゃんけんで場所を決める。平等!最高に公平!
それは確かに公平です。
現在、恵比寿横丁には20店舗が出店をしていますが、驚くのはその儲かり具合。
外食店の1坪当たりの売り上げは大繁盛しているお店で月30万円といわれていますが、きのこ料理「きのこ」の加藤孝治さんによると、
坪月商30万円の5倍、6倍の所もあるんじゃないですかね。5倍くらいですかね。
このお店の月月商は月150万円!?
もっと坪が広ければ、もっと儲かったんじゃないですかね。うちは3坪しかないんで。
3坪で月450万円!?
でも、きっと3坪だから良いんじゃないですかね。
浜倉的昭和の横丁ビジネスは、
がっちり!
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