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[WBS]新丸ビルにシカ&イノシシ料理!三菱地所がジビエ参入のワケ[三菱地所株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

牛肉といえば価格の高騰や育てる過程で排出されるげっぷに含まれる温室効果ガスなどが問題となっていますが、そうした中で注目が集まっているのが野生動物の肉「ジビエ」です。

畑などを荒らす鹿やイノシシを捕獲し、ジビエとして活用しようと三菱地所やNTTドコモといった大手企業が続々と参加しています。

三菱地所株式会社

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東京駅前にある新丸ビル。

田中瞳キャスター。

新丸ビルのレストランフロアです。このフロアに入っている全ての店舗で11月22日からジビエの新メニューが提供されます。

こちらのイタリアンレストラン「リゴレット ワイン アンド バー」、この日仕入れたのは・・・

レストランのシェフ。

鹿の肉。

牛肉と比べて脂分が少ないので低カロリーで高タンパクな肉。

焼いたシカのモモ肉にクランベリーなどのソースをかけた鹿肉のグリルです。

どんな味がするのでしょうか?

食感はものすごく柔らかいというよりは弾力があります。臭みのようなものは感じないです。言われなければ鹿の肉とはわからないです。

ほかにもイノシシの肉を使ったパスタや鹿肉のカレーなど9つの店舗が期間限定でジビエ料理を提供します。

イベントを仕掛けたのは不動産大手の三菱地所。

「なぜ三菱地所がジビエのフェアを開催するのか?」

三菱地所の長井頼寛さん。

かなりの数の野生鳥獣が捕獲されているが実はほとんど市場に出ていない。

捨てられている課題がある。

いろいろな形で発信することで気付きのある街になっていく。

ひいては丸の内エリアの魅力にもつながる。

日本では畑を荒らすシカやイノシシが年間130万頭ほど捕獲されています。しかし、なんとその9割は廃棄処分に。

気になるのはジビエの安全性ですが・・・

捕獲から加工まで安全安心を担保にした認証制度の肉を今回使っている。

野生のシカやイノシシは牧場のような衛生管理ができないため飲食店からも距離を置かれていました。

そうした中、安心安全なジビエを流通させるため農水省が2018年から始めたのが国産ジビエ認証制度です。

一体どのような制度なのでしょうか。

実際にその認証を受けている長野県の施設「信州富士見高原ファーム」を訪ねました。

信州富士見高原ファームの戸井口裕貴さん。

肉を冷やしている冷蔵庫。

これから解体するのは80.6kgの雄シカ。

まず沸騰したお湯でナイフを殺菌。野生動物にはさまざまなウイルスや菌が付着している可能性があるため捌く時も細心の注意を払います。

毛の一本でも混入がないように。

山のそこらじゅうを駆け巡っているので毛は季節によって抜けたり、ちぎれたりする。

その後、真空パックに詰めQRコードが付いたシールを貼ります。これを読み込めば捕獲した場所や捕獲方法などを確認できる仕組みです。

これでいよいよ出荷と思いきや最後の関門が・・・

日本ジビエ振興協会の藤木徳彦代表理事。

これは金属探知機。金属を流すと止まるはずです。

肉を金属探知機にかける理由、それはやはり・・・

これは鉄砲の玉。

飲食店で鹿肉のホットドッグを提供し、ソーセージから鉄砲の玉が出てきた。

銃で仕留めるジビエならではの検査。これでやっと認証を得ることができます。

現在、ジビエの処理施設は全国におよそ700ヵ所。そのうち26施設が認証を受けています。

ただ課題も・・・

認証を受けたからといって注文をとれるかといえば販売側は難しいところがある。

多くの大手と連携しているが、NTTドコモは小さい飲食店向けのサイトを作っている。

こちらが日本ジビエ振興協会とNTTドコモなどが提携して作った法人向けのジビエ販売サイト。

なぜ通信会社のドコモがジビエ販売に参加しているのでしょうか。

NTTドコモの横井優子さん。

47都道府県すべてに全国300人以上の法人営業担当者がいて売り手の肉処理施設、買い手のレストランをサポートしている。

地方での営業力に強みを持つドコモ。現在、地方自治体に働きかけてジビエの処理施設を増やそうとしています。

食料自給率を上げるためにも消費するべきだと自治体らと商談は重ねている。

ジビエ活用の動きは地方企業にも。

愛知県にある配電盤メーカー、河村電器産業の社員食堂。

来月から定番メニューに加わるのは・・・

ジビエの鹿肉入りハンバーグ。

鹿肉のハンバーグのほか、コロッケやメンチカツなどを来月から提供します。

試食をした社員は・・・

おいしい。初めて食べた。

ジビエ肉は通常の肉よりも高価ですが、社会貢献につながるとして材料費は会社側が負担します。

河村電器産業の福利厚生課長、豊田圭さん。

まだジビエ料理が広がっていない。流通や製造コストが高い。

私たちが食べれば値段も下がるだろう。

実はこの社食で使う肉も先程の長野の処理施設が提供しています。高級レストランなどに売れず、捨てられていた部位を全国から集め、ひき肉にしているのです。

社食のほか大手チェーン「ロッテリア」のハンバーガーなどにもジビエを提供していますが、今後は食卓への普及を狙います。

最終的な目標としては一般家庭の食卓に牛・豚・鶏と同じようにジビエの肉が浸透する。

夢の話ではない。できると思っている。

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