[WBS] くら寿司、アメリカ・ナスダック上場!人気の理由は異次元の店!?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

回転寿司チェーン大手のくら寿司がアメリカのナスダック市場に上場しました。そして、つい先程取引開始を知らせるベルセレモニーに望みました。日本の外食チェーンが現地法人を上場させて本格的な資金調達を行うのは初めてです。くら寿司の上場に密着取材するとともにアメリカで人気のワケを取材しました。

くら寿司株式会社

くら寿司 ホームページ
無添くら寿司のオフィシャルページ。くら寿司のこだわりや店舗情報・各種メニュー・会社案内・IR情報を掲載。

くら寿司株の取引が始まった1日の朝、ナスダックには田中邦彦社長の姿が・・・

がんばれ、がんばれ。

14ドルの公開価格に対していくらの初値がつくのでしょうか。心配そうに取引を見守ります。

取引開始から1時間半後、公開価格を上回る好調な滑り出しです。

ドラを鳴らしてお祝いしました。初日の取引では40%の大幅上昇となったのです。

くら寿司の田中邦彦社長、

まったく今までと違う異次元のレストランを展開する期待が大きいのではないか。

くら寿司の何がアメリカで受けているのでしょうか?

アメリカ進出

アメリカ西部、ロサンゼルス。

日曜日、繁華街にある店舗を訪ねました。

こちらの店舗では日本円で1皿およそ300円と、日本の3倍ですが子供連れの家族で賑わっています。およそ40席の店内は満席です。

全米で現在22店舗を展開しているくら寿司。

人気に火が付いたのは2年前、日本のあるシステムをアメリカにも導入したことでした。

女の子がタッチパネルで注文をすると・・・

来るよ!

時速4キロのエクスプレスレーンでかっぱ巻きがやってきました。

効率が良いことに加えてエンターテインメントでもある。素晴らしい。

珍しいようで動画を撮影する人も・・・

食べ終えた皿も日本と同じようにテーブルの穴に返却しますが、15皿入れるとある景品がもらえるのです。

景品は組み立てて遊ぶブロック。

完成したのはネギトロ巻きの軍艦でした。

ほかにも野菜の手巻きすしなど4種類のすしのブロックが景品です。

「いくつ持って帰りたい?」

2個。

10個。

こういったシステムを導入し、売り上げが5割近く伸びたといいます。

日本ならではの仕組みがアメリカではエンターテインメントとして捉えられたのです。

しかし、アメリカ進出当初はある課題が・・・

くら寿司の亀井学海外事業本部長、

地域によってお客様の人種や客層がさまざまで、そこに合わせたすしの供給が難しい。

例えばアジア系のお客様が好むのは脂が乗ったサーモンなどの握り寿司やいくらの軍艦巻きなど伝統的なすし。

アジア系の住民が多いこちらの店ではにぎりすしの割合を20%増やしています。

一方、白人のお客様から人気なのはアメリカオリジナルメニュー。

エビとアボカドの巻き寿司「ゴールデンクランチ」。

さらにワタリガニのフライ入り手巻き寿司も。

こうした店ごとの品揃えを実現したのがお皿に装着したICチップ。

それぞれの店舗でネタごとの売れ行きの情報を収集し、店舗ごとにすしの種類や量を調節しています。

こうしたローカル化戦略で黒字化に成功したのです。

くら寿司は今後5年間で店舗を現在の22店から倍増させる計画。

そのためにも知名度や信用を上げることが上場の狙いなのです。

店舗用地は希望通りのところが手に入らない。今でも苦戦している。

知名度向上でくら寿司が望む店舗用地が確保できるようになるメリットは大きい。

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