[WBS] 国際会議の件数・・・世界で44位!文化遺産の活用で京都が逆襲!?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ランキングをご覧頂きましょうか、

  • 1位 フランス・パリ 196件
  • 2位 オーストリア・ウィーン 186件
  • 3位 スペイン・バルセロナ 181件
  • 4位 ドイツ・ベルリン 176件
  • 5位 イギリス・ロンドン 153件

こちらは主要な国際会議が開かれた都市の開催件数のランキングです。

一番多い都市はパリで196件です。そして2位がウィーン、3位がバロセロナ、5位までヨーロッパの主要都市が占めています。

日本はどうかというと、

  • 21位 日本・東京 95件
  • 44位 日本・京都 58件

一番上位なのが東京で21位。そして次いで京都の44位となっています。

世界的に人気の高い観光都市である京都でも国際会議の開催件数は58件ということで1位のパリと比べると4倍近くも差が開いていることがわかります。

国際会議の誘致で大きく遅れを取っている京都ですが、いま誘致に向けた動きが活発になってきています。

その狙いを取材しました。

京都迎賓館

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9月4日から5日まで京都迎賓館では外国の首脳などが受けるおもてなしを体験できる一般参観が初めて行われました。

事前申し込みで当選した約500人が金剛流の能や裏千家による茶道を楽しみました。

政府は2020年に訪日外国人観光客4,000万人と今よりも1.6倍を目指すなかで京都迎賓館という観光資源を活用するための新たな試みです。

この日は夜間も特別に公開されました。

とてもきれいで印象的な場所だ。

外国人観光客にも上々の評判の京都迎賓館。

この施設にさらに熱い眼差しを向ける人たちがいます。

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公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー

京都大学の一室。ここで行われていたのは、2024年に開かれる予定の「国際昆虫学会」の誘致に向けた対策会議です。

京都文化交流コンベンションビューローの松井良彰さん、

2年間誘致失敗がない。もちろん精いっぱい支援したい。

実は京都市では国際学会や展示会の総称、いわゆる「MICE(マイス)」の誘致に力を入れています。

歴史と伝統の街をアピールして世界の名だたる都市と誘致合戦に臨む京都にとって大きな武器となるのが歴史的建造物をイベントなどに使うユニークベニューという手法です。

一つは京都の文化をMICEに取り入れる。世界遺産だと醍醐寺、二条城、建仁寺、圓徳院。世界遺産でパーティーできるのは京都だけ。

京都大学農学研究科の松浦健二教授は、

学術もそうだが文化的な面も満足して帰っていただく。

京都市は京都迎賓館もパーティーの会場などとして利用できるのではと期待を寄せています。

京都市観光MICE推進室の福原和弥部長は、

京都迎賓館はユニークなベニュー(施設)。京都迎賓館をもう少しMICEの施設として使える国にしてほしいし、京都迎賓館を活用した誘致をしていきたい。

ただ、すでに観光客で混雑している京都。にも関わらず、なぜMICEの誘致に力を入れるのか?

ホテルなどの稼働率を年間を通して指示することをMICEに期待する。観光客とMICE参加者の消費額は外国人であれば1.8倍違うというデータ。伝統産業をPRしたり提供することで継続的に伝統産業が発展していける。

地元の職人

例えば学会で配られる名札用のストラップ。

地元の職人に発注することで思わぬ顧客開拓につながることもあります。

京真田紐師の和田伊三男さん、

これはアメリカの時計メーカーがベルト部分を作りたいと、もともとそういう記念品で渡していたものがいいのではないか。いろいろな出会いがありますね。

国際会議の参加者のような発信力のあるインフルエンサーに京都に来てもらい魅力を伝えてもらうことで訪日客数の底上げにもつながるとみています。

ただ開催数は世界で44位と大きく溝を開けられている京都。

菅官房長官

こうした現状に菅官房長官は、

アジア地域における誘致競争も極めて厳しい状況の中だが京都迎賓館といった公的施設を活用して国際会議開催の魅力を高めていく。MICE誘致に向けて大きな武器になると思う。

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