[WBS] 教員からパイロットに転職!750万円の自己負担で夢実現!?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ピンク色の機体が印象的なLCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーション。

この春、パイロットの訓練生として5人を採用しましたが、中には製薬会社の営業や高校の教員など航空業界とは無縁の異業種から取った人もいました。

世界的にパイロット不足が深刻になる中、全くの未経験者を採用することに踏み切ったピーチの人材戦略を追いました。

Peach Aviation株式会社

https://www.flypeach.com/pc/jp

西日本の空の玄関口、関西国際空港。

この日、LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションでは今月入社した社員の研修が行われていました。

ピーチ・アビエーションの井上慎一CEO、

アジアナンバーワンLCCに向かって共に進んでいこう。

緊張した表情で最前列に座る5人の男性。

パイロットの訓練生です。

実は彼らは・・・

システムエンジニアをやっていた。

製薬会社でMRという営業職をやっていた。

パイロットチャレンジ制度

未経験からパイロットを目指すパイロットチャレンジ制度の1期生です。

およそ1,300人の応募者から厳選されました。

その一人、須藤駿介さん(28歳)。

都内の中高一貫校で教員をしていましたが一念発起してパイロットを目指すことにしたのです。

教師をやる中で生徒はいろいろと夢や「何かをやりたい」と思っていて、こういう気持ちをずっと思っていかなければならない。

せっかくの人生なのでいろいろなことに挑戦してみたい。

しかし、須藤さんは夢を実現させるため、ある覚悟をしなければなりませんでした。

自社養成だと航空会社が訓練費用を負担してくれる。

ピーチの場合、私がお金を持ち出すことも必要。

パイロットを養成するには1人当たり数千万円の費用がかかるとされています。

日本の大手航空会社はこの費用を会社が負担しますが、格安航空会社のピーチは訓練生にも費用の一部、およそ750万円を負担してもらうことにしたのです。

今回は三井住友銀行と組んで訓練費用を支援するローンも用意しました。

そこまでしてピーチが未経験者のパイロットを育てるわけには深刻な理由があります。

パイロット不足

パイロットの人材がもういない。世界的に枯渇している。

パイロットがいなければ飛行機を飛ばすことができないので経営の最重要課題として取り組んでいる。

LCC各社が成長を続ける中、パイロット不足は深刻化しています。

今後20年間で世界で必要になるパイロットの数は現在の2倍になるとの予測もあります。

特にピーチは2014年にパイロット不足で大量の欠航を出した苦い経験も・・・

ピーチ・アビエーションのパイロット自社養成準備室、新庄信行室長は、

1機飛行機を増やすのに約10~13人のパイロットが必要になる。

規模を拡大していく中では安定的にパイロットを確保できる手段を持ちたい。

訓練生はこれからニュージランドやイギリスなどでおよそ2年間の訓練を受けてヨーロッパのパイロット資格を取得。

その後、日本での免許取得を目指し、早ければ5年程度で副操縦士になるといいます。

須藤さん、ピンクの機体で空を飛ぶ日を楽しみにしています。

間近で見ると飛行機の操縦訓練をすることに対してワクワクしたような気持ちになる。

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