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[WBS]中国「恒大集団」に巨額債務!不動産バブル崩壊の危機!?[中国恒大集団]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

2008年のいわゆるリーマンショックの再来を懸念するような問題がいま中国で起きています。

それが中国の不動産大手「中国恒大集団」の巨額債務問題です。

負債総額は33兆円に上るともいわれ、その先行きへの懸念から9月20日の香港株式市場の代表的な指数「ハンセン指数」の終値は先週末と比べマイナス3.3%と大きく下落しました。

中国恒大集団の巨額債務問題とは一体どういうものなのでしょうか。そして、今後の影響はどうなりしょうなのでしょうか。取材しました。

恒大集団

https://www.evergrande.com/

金を返せ!

資金の返還を求める人々、およそ6,800億円分の金融商品が満期になっても償還されないことに抗議しています。

販売したのは大手不動産「中国恒大集団」のグループ企業です。

恒大集団は1996年に創業。金融機関から積極的に資金を借り入れて物件を開発・販売することで急成長し、去年の売上高は不動産業で中国トップとなっています。

中国の名門サッカーチームに投資したり、EV(電気自動車)の開発に乗り出したりと事業の多角化も進めました。

風向きが変わったのは去年12月、中国政府は不動産の高騰を防ぐため不動産企業に融資できる額を貸出総額の40%まで抑えるよう大手銀行に求めました。

こうした規制により恒大集団は金融機関からの資金調達が難しくなったことでマンションの売れ行きも鈍り、資金繰りが厳しくなっているのです。

本社がある広東省深圳に向かうと・・・

北京支局の佐藤真人記者。

恒大集団があった本社の前には警察がバリケードを張って、さらに警備を固めています。

道路脇には警察官を乗せた大型バスが。

抗議する人が再び社内に入ることがないように厳重な警備が敷かれていました。

周囲に人が少しでも集まると・・・

警察が警告、市民に対して看板を見せている。

抗議に来たと思われる人々を警察が撮影しています。最後にはみな追い払われてしまいました。

深圳市内のマンション建設現場を訪れると・・・

工事の音もほとんど聞こえず建設作業は進んでいないように見えます。

出入りする作業員に話を聞くと・・・

以前から建設はうまくいっていない。資金が届かないからよく工事が止まる。

同僚の2人はここに来てから2~3ヵ月給料をもらっていない。

取引先への未払金などを含めた恒大集団の負債総額は33兆円以上に膨らんでいます。これは2009年に破綻したリーマン・ブラザーズの半分程度で中国の名目GDP のおよそ2%に相当する額です。

グループ会社の金融商品の償還をめぐり、恒大集団は所有する不動産を用いて現物で支払うなどの提案をしていますが、債権者が納得するかは不透明です。

株価は今年に入って80%あまり下落。

また、恒大集団の危機に伴い上海市上市場ではほかの不動産会社の株式や債券も値下がりしています。

恒大集団は年内の利払い額が社債だけでおよそ750億円に上り、23日を皮切りに次々に未払い日を迎えまさす。

9月20日、上海の株式市場は休場でしたが、香港市上では恒大集団の経営の先行きに対する懸念が一段と強まり、ハンセン指数は急落。終値は去年10月以来の安値となりました。

恒大集団の株価は先週末に比べ一時20%近く下げました。

さらに不動産業全体に悪い影響が広まるとの懸念から関連株が大幅安となりました。

懸念は日本の株式市場にも広がっています。

シカゴ日経平均先物は3万円を下回っていて、9月21日の連休明けの東京市場にも影響が出ると見舞われます。

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