
企業が商品の価値を決める時もこれまではできるだけ安くというのが一般的でした。
こちらのバッグはある常識破りの方法で価格を決めました。一体これいくらだと思いますか?

チェンジ!価格の常識
バッグの価格 安い?高い?
街で5,390円で売られるバッグ。

もっと価値がある。

この価格は安いのか?高いのか?

値決めを消費者に委ねることを決めたメーカー、その結果は…

大阪市のカバン専門店「BAG HOUSE マサキ」。

こちらのオレンジ色のバッグ「KABAG mini」という商品です。

手に取ったお客様は…
軽い。

マチが大きいから結構入りそう。

中は保冷・保温ができる工夫がされている他、手提げバッグにもトートバッグにも、そしてリュックにもなります。

価格は税込み5,390円です。
バッグを製造販売するのはエルグランという会社。

営業担当の林明大さん、長年その価格にもどかしさを感じてきました。

本当はもっと価値があると自分たちは信じているが。

バイヤーからの希望がもう少し安くと言われると、そこに合わせてしまう。

そこでモノの価格とは何なのか、林さんはある挑戦をしました。
今回活用したのが「あと値決め」。

お客様が商品を使った後に価格を決めるシステム。

消費者が価格を決める「あと値決め」。

機能性やデザイン性など5つの項目で商品を評価し、消費者自ら支払う金額を決めます。

自分たちの商品の機能などの価値がお客様に認められているかを確認したい。

今回、林さんは先ほどのバッグの価格を消費者に委ねることに。すると…

デザインが抜群に好みでした!

機能性は高い。

半数以上の消費者が定価を上回る価格で購入しました。

自分たちのモノづくりの考え方が認められた。

そこで新商品では新たな価格で挑戦することに。
大きく開いて中身が見やすい。

何かを始める時、捜し物から始まることが結構ある。

探す時間が年間150時間ある。

時間が節約できる新型バッグ「KABAG box mini」。価格は1万1,000円。

これまで販売してきた価格帯の2倍。強気の値決めです。

「売れている?」
10月から販売し、1ヵ月半で430万円販売した。

製造が追い付かず現在は売り切れ状態だといいます。
機能には自信を持っている。

しっかりした価格で価値ある商品をお客様に提供したい。
