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[WBS]アメリカ干ばつでアーモンド異変!菓子やパンの価格上昇も!?[ブルーダイヤモンドグロワーズ]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

こちらのアーモンド、ナッツとして食べられるほか、チョコレートなどのお菓子やこのところ販売が伸びているアーモンドミルクとしても人気となっています。

さまざまな形で使われているアーモンドの価格がいま上昇しているといいます。

一体何が起きているのか、世界最大の産地アメリカを取材しました。

ブルーダイヤモンドグロワーズ

BLUE DIAMOND ALMONDS|おいしい・ヘルシーなアーモンド
Product of California. カリフォルニアアーモンドのおいしさと健康価値を世界中へお届けするブルーダイヤモンドグロワーズ(Blue Diamond Growors)公式サイト。私達の【ブルーダイヤモンドアーモンド(Blue Diamond Almonds)】は、栽培から製造まで一貫して行ない、高い品質...

アメリカ西部のカリフォルニア州。そのほぼ中央に位置するヒューロン。

ここは世界のアーモンドのおよそ8割を供給するカリフォルニアの中でも有数の生産地です。

カリフォルニアのアーモンドの生産額は消費者の健康意識の高まりなどを受け、この10年でおよそ2倍の6,200億円規模にまで拡大。

日本は輸入の9割以上をカリフォルニア産に依存しています。

8月は収穫を迎える時期ですが、この夏は異変が起きていました。

ワシントン支局の中村寛人記者。

こちら全てアーモンドの木ですが、根こそぎ切り倒されていて高さ5メートルほどまで山積みになっています。

中にはアーモンドの実が残されたままの木も・・・

カリフォルニアのアーモンドの生産は干ばつの影響で今年、7年ぶりに減る見通しです。

アーモンドの不作の原因はこの夏、世界各地で猛威を振るう異常気象。

カリフォルニア州で7月中旬に発生した山火事は現在も延焼が続き、消失面積は東京都のおよそ1.3倍にまで拡大しています。

火災の長期化は気候変動によるものと見られ、干ばつや水不足も深刻でアーモンド畑にも大きな影響をもたらしているのです。

この地で代々50年以上、アーモンドを生産してきたスチュアート・ウルフさん。

水不足でどの作物を手放すか決断しなければならなかった。

水の費用を計算したところ、アーモンドの木を抜くのがいいと分かった。

実はアーモンドは栽培に多くの水を必要とする作物。

アーモンド1粒を栽培するのに12リットルの水を必要とする研究結果も出ています。

干ばつで水を確保するためのコストが上昇し、実をつける量が少ないアーモンドの木は処分せざるを得ないのです。

15年かけて育ててきた木を処分するのはとてもつらい。

病気になったペットの犬を捨てなければならないようなものだ。

ウルフさんはこの夏、畑の面積でおよそ160ヘクタール、5万本近くのアーモンドの木を処分しました。

このままではアーモンド栽培は続けられないと考え、農業ではないある事業への転換を検討しています。

作物を取り除いた畑にソーラーパネルの設置を検討している。

太陽電池を「水を使わない別の作物」と考えればいい。

今後も気候変動は一段と深刻になると見て、カリフォルニアではアーモンド栽培の縮小や撤退に踏み切る農家が出始めているのです。

世界最大というアーモンドの生産販売大手「ブルーダイヤモンド・グロワーズ」。

マーク・ジャンセンCEOが今回、テレビ東京の取材に応じました。

アーモンドの世界市場での価格はすでに20%上昇している。

日本の消費者は今年の秋から冬にかけパンや菓子などで価格の上昇を目の当たりにすることになるだろう。

ジャンセンCEOはアーモンドの国際価格はこの夏の干ばつの影響を受けてすでに2割ほど上がっていて、秋以降、日本でアーモンドが使われている菓子やパンなどの価格が上昇するというのです。

ジャンセンCEOは気候変動などに対応した政府の農業政策が必要だと指摘します。

気候変動が農業全体に影響を与えていることは明らかだ。

アメリカ政府は農業政策や自然保護の戦略変更も必要となる。

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