
千葉県君津市、片倉ダム沿いの県道24号を鴨川市方面に行きます。
週末の昼前には駐車場は大混雑。30台収容できる駐車場はすでに満車。本来は空き地になっている臨時駐車場に車を誘導している状態です。
何を目的に?
滝です。
千葉の秘境ツーリングに。
濃溝の滝
[blogcard url="https://www.instagram.com/p/59LuARCdGX/"]
千葉の秘境、「濃溝の滝」には自然とのふれあいを求め多くの人が訪れています。
週末は約30分の間に200人以上が水辺に降り自然の美しさに酔いしれます。
そのためデッキには脱いだ靴が乱雑に置かれています。
連れてきてもらってどう?
うれしい。冷たいけど、ちょっとあったかい。
さらにその美しさをカメラに収めようと多くの人がシャッターを切ります。
すごい人出じゃないですか?
こんなへんぴなところに。
ここは知っていた?
知りません。千葉県民だけど知らなかった。
ここでボランティアを務める本吉和彦さんい話を聞きました。
これは川じゃなかった。川が上流から回っていた。手掘りで川の流れを変えて、奥の川の跡に土を入れて田んぼにした。
実は「濃溝の滝」は、江戸時代に田んぼを作るため水の流れを変えるために掘ったトンネル。
名前はついていない。濃溝の滝は裏にある。濃溝というところが。
元々、滝に名前はなく地元では川回しのトンネルと呼ばれていました。
本当の濃溝の滝は数十メートル川下にある小さな滝です。
「濃溝の滝」は今でこそ大行列ができる人気の滝ですが、1年前まではほとんど知られていないスポットでした。なぜいきなり?
フェイスブックとかで見た。
SNSで有名と聞いて。
2015年秋、滝を撮った写真がインスタグラムに載せられました。その写真はまるでジブリの世界。
[blogcard url="https://www.instagram.com/p/59LuARCdGX/"]
都心から1時間で行ける秘境と人気に火がつきました。
インスタグラム効果は周辺にもあります。
麺屋旨臓
[blogcard url="http://tabelog.com/chiba/A1206/A120603/12037489/"]
すぐ近くのラーメン店を覗くとお客様で賑わっていました。
このお店では1年前に比べ、客数は2倍に増えたといいます。
麺屋旨臓の吉田秀平さんは
もともとゴールデンウィークやお盆は忙しかったけど、平日も関係なく、ずっとゴールデンウィークみたいな感じ。
株式会社阪急交通社
[blogcard url="https://www.hankyu-travel.com/"]
「濃溝の滝」人気に大手旅行会社も目をつけました。
株式会社阪急交通社は関東近郊で60本以上のバスツアーを企画していますが、「濃溝の滝」を含んだバスツアーは7週連続で1位を記録しています。
12月末までに1万5,000人を「濃溝の滝」に送り込む計画です。
君津市
[blogcard url="http://www.city.kimitsu.lg.jp/"]
このフッと湧いたブームに自治体も動き出しました。
君津市の中澤正義経済部長は
正直なところ、こんなに反響があると思ってなかった。
君津市は渋滞の緩和のためバスでのピストン輸送を決めました。
観光資源ですね。いままで地元にあるもので目が届かなかった。それが新たな見方によって出てきた。濃溝の滝を観光地として売り込んでいきたい。
都心から1時間で行ける秘境の滝、この週末も多くの人が新たに生まれた観光地に癒やしを求めます。