
売り上げが1年間で1,740倍に急拡大したカリンバというアフリカの民族楽器があります。これまであまり馴染みのなかったカリンバがなぜ突然大人気になったのでしょうか。白熱ランキングです。
白熱ランキング[コロナ後に売れた楽器は?]
新型コロナの感染拡大の後、自宅で楽器を楽しむ人が急増中。
60代

自宅勤務の時にコロナで予定もなくなったので。
8歳

グランドピアノをやっている。弾く時間が増えました。
そして楽器売場では売れ筋に大きな変化が起きているといいます。
山野楽器
須永由美子さん

簡単に気軽に始められる楽器が人気を集めている。
そこで今回はコロナ前とコロナ後で楽器関連商品の販売数量の伸び率をランキング。
7位~10位
| 7位 | 防音室 | 19%アップ |
|---|---|---|
| 8位 | アコースティックギター | 18%アップ |
| 9位 | 電子ピアノ | 16%アップ |
| 10位 | キッズパーカッション | 15%アップ |
防音室
アコースティックギターを抑えて7位にランクインしたのは防音室。20%近く売上が伸びました。
山野楽器 サウンド リビング システム係
玉林正志係長

簡易組み立てタイプで賃貸物件でも利用できる。
「セフィーネNS」は空気を伝わる音を遮ると同時に室内の振動を抑える技術が採用されているといいます。
そこでピアノを使って実験をしてみることに。
まず扉を開けた状態で弾いてもらうとその音量は86.5デシベル。地下鉄の車内とほぼ変わらない大きさです。
扉を閉めると普段の会話のレベルとほぼ同じ60デシベルにまで抑えられました。
動画を撮影する場所としてユーチューバーに人気を呼んでいるほか、コロナならではのニーズもあったようです。
山野楽器 サウンド リビング システム係
玉林正志係長

テレワークで自宅でやっていると家族との問題もあるので、そういうのを気にして購入する人もいる。
4位~6位
続いて4位から6位。
| 4位 | マンドリン | 75%アップ |
|---|---|---|
| 5位 | ポータブルキーボード | 61%アップ |
| 6位 | チェロ | 20%アップ |
ポータブルキーボード
5位に入ったのはポータブルキーボード。こちらは4つ折りにして畳むことができるタイプです。
1位~3位
そして1位から3位の発表。
| 1位 | カリンバ | 1,740%アップ |
|---|---|---|
| 2位 | 電子ドラム | 168%アップ |
| 3位 | PA機器・デジタル楽器 | 102%アップ |
PA機器・デジタル楽器
3位はPA機器・デジタル楽器です。
中でも特に人気が高いデジタル楽器が「オタマトーン」。
指で柄の部分を押さえると音が出て、口を開け閉めするとビブラートも響かせられます。
2020年度の売り上げはおよそ20万台でしたが、ある動画がきっかけで2021年度は1.5倍に急拡大しました。
明和電機
土佐信道社長

想像以上にフィーバーしていたので"オタマトーン非常事態宣言"と呼んでいた。
そのきっかけとなったのがスペインのオーディション番組。出場者の男性が華麗な指さばきでオペラを演奏。SNSを中心にこの動画が拡散されたのです。
開発した明和電機、実は会社ではなくアーティストとして活動している芸術ユニット。
ほかにも寿司型のシンセサイザーや指の動きと連動して木魚を鳴らす楽器などユニークな楽器ばかり生み出しています。
明和電機
土佐信道社長

ピアノもギターも正しい音が出るように演奏するのが楽器。
オタマトーンはそうではなくて、なんとなく弾ける。
楽器をやりたいがやれない難しそうで苦手という層が意外にいてそこにはまった。
カリンバ
そして第1位が…
山野楽器
須永由美子さん

こちらがカリンバのコーナー。
アフリカの民族楽器カリンバ。親指ピアノやハンドオルゴールなどとも呼ばれ指で弾くように演奏します。
このカリンバですが驚くほど売上が伸びていました。
山野楽器
須永由美子さん

ダントツの1位。コロナ前と比べると倍率で1,740倍。
音楽教室「リトルランド反町」を訪ねると生徒がカリンバのレッスンを受けていました。
参加者

素朴で清らかで優しくて心が癒やされる音色。
参加者

ゴルフ場の芝生の上で1人で弾いてみたい。。
しかしなぜ、これまであまり馴染みのなかったマリンバが突然大人気になったのでしょうか。
そこには意外なきっかけがありました。
参加者

「どうぶつの森」にカリンバが出てきて話題になった。
「あつ森」として親しまれた任天堂のゲームソフト。このゲームの中でカリンバが登場したのです。ゲームの中で演奏することもできますが実物を見たくなったと店を訪れる人が増えたといいます。
山野楽器
須永由美子さん

簡単な楽器を演奏してみたら、もう少し本格的なものをやってみたくなったとか。
どんどん広がっていくと思うのでコロナもある種追い風だと考えている。。