株式会社竹延
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続いてやって来たのは大阪府大阪市にある竹延グループ。
創業70年の建物の塗装をしている会社。
お待ちしておりました。
なんともうれしい歓迎ありがとうございます!
はい、あちらです。
あららら、今度は家族総出で申し訳ございません。
「おムコさんの社長は?」
こちらがおムコさんの三代目、竹延幸雄社長。
「おムコさんで儲かっているって聞いたんですけど。」
「会長それでよろしいですか?」
竹延信会長、
がっぽり儲かってます!
「がっちりっていう番組です。」
がっちり儲かっています!
竹延社長入社した17年前から売上げがグングン伸びて昨年は、
34億円!
なんと34億円、2倍以上にアップと絶好調!
でも会長、どうしておムコさんを社長にしたんですか?
結婚してしばらくしてからムコが私のところに来て「一緒に仕事をしたい」を言ってきた。
僕は言われたつもりだったんですよ。
食い違いがあるな。
「なんて言われたんですか?」
「来てくれよ」と。
どちらにせよ跡取りがいなくて困っていた会長を助けるべく、おムコさんになって入社した竹延社長。
まず取り組んだのが建築業界全体が抱える大きな問題だった。
入ってきてもすぐ辞めるし、人が来ない。
深刻な人手不足。
その原因は採用した若者達が辞めちゃうってことでした…
やめていく理由は「教えてくれない」。
「職人は教えてくれないんですか?」
教えてくれないです。「見て覚えろ」。
自分の仕事で忙しい職人さんは若手を教えるヒマがない。
なかなか一人前になれない若手はすぐ辞めちゃう。
そこで竹延社長は考えた。
だったらとにかく教えよう!
現在の竹延の仕事現場を見てみると…
横に軽く力を入れて横に軽く。
新人を教えているのはかなりのベテラン。
実はこの方、現場作業を引退した超一流の職人さんです。
指導員の上本和男さん、
79歳になる。
「このお仕事はどのくらいやられているんですか?」
60年くらいやっております。
作業をしながら教えるのではなく、教える専門でシニア職人に来てもらうというのが社長の作戦。
「指導料はけっこう良いんですか?」
けっこうもらってます。
新人は早く一人前になれるし、ベテラン職人さんは現役を引退しても指導の仕事で稼げるとまさに一石二鳥だ!
さらに竹延社長、こんな新しい教え方も始めさせた。
かならずやった方に戻していって。
社内のオフィスの一画ではこれまたベテラン職人が画面を見ながら技術指導。
新人が働いている作業現場とリモートでつないでいる。
始めたのは5年も前からなんだとか。
指導員の福原好雄さん、
77歳です。
行ったり来たりするのが大変だから。
「遠い現場とか?」
そうそう。
見ていたらどう悪いかわかる。
「細かいところまで見えないんじゃないですか?」
スッと手が上手いこと動いているか見たらわかる。
竹延の新しい教え方はさらに進化していて、
撮りますね、よろしくお願いします。
何やっているんですか?
パテ。
スマホで撮影しているようですが、これは一体?
「これ今何やっているんですか?」
動画を撮って今から技ログにアップしていきます。
「技ログってなんですか?」
技ログは職人さんの技を学べるアプリです。
なんと竹延社長、スマホアプリ「技ログ」を開発!
このように指導員の職人さんが教えチエル動画をアップし、いつでもどこでも職人の技術をスマホで見て学べるようにしたんです。
以前は新入社員がゼロの年が続き、入っても3年以内に辞めていたのが…
今では毎年20人以上が入社。その8割が辞めずに育っていくように。
そしてちゃんと教えることで会社に確かな技術があると評判になり仕事に依頼も増加したってワケ!
「誰のおかげなんですか?」
私の娘のおかげだと思います。
娘婿を探して来たと。
非常にありがたかったな思うわけでございます。
竹延グループはムコ社長の人材育成でがっちり!
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