ゑびや大食堂
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儲かるムコ社長!
やって来たのは三重県伊勢市。
あおの伊勢神宮につながる商店街を歩くことわずか1分のところにあるゑびや大食堂。
100年以上の歴史を持つ老舗でお参りに来たお客様に老舗の名物料理を出しています。
和服でビシッと決めているのが四代目を継いだおムコさんの小田島春樹社長。
「イケメンですね、イタリア人みたいな。」
「こちらは社長になられて儲かってます?」
がっちり!
「年間売上げどれくらいなんですか?」
大体5億円ほど。
元々は1億円弱のお店でした。
社長がおムコさんになってお店に入った8年前から年間売上げ4億円アップの5倍に!
こちらのお綺麗な奥様も旦那様には、
感謝してます。
がっちり!
一体どうやってそんなに儲かる食堂にしたのか?
おムコさん社長のスゴ技① メニュー看板の並べ方を変える!
店頭に並んだメニュー看板。
以前はどんなものを作って、どう並べるか、勘や雰囲気で決めていたそうですが…
どう変えたら、どのくらいお客様が入店したか計測している。
小田島社長、お店の入り口にカメラを設置。
実はこれただの防犯カメラじゃない!
お店の前をお客様が何人通り、何人が立ち止まって、そのうち何人が入店したかをデータを取って分析している。
その日の気温に応じて看板の見せ方を変える。
今日は雨だからお肉系のメニュー看板、今日は晴れているから解析系の看板メニュー。毎日組み替えながらやっている。
入客数が倍違いますね。
小田島社長、このデータを調べてどういう時にどんなメニューを並べるとお客様が増えるのかの法則を発見!
若者が多くなる午後1時以降は実は魚系メニューの看板にするとなぜかお客様が増えるってことが分かったんですって!
しかし、社長はなんでこんなことができちゃうのか!?
感覚ではなくデータや数値に基づいて意思決定を以前からやっていた。
「元々IT系は得意なんですか?」
私元々IT系の会社にいたので。
その時はソフトバンクに。
元々はソフトバンクで新規事業開発を担当していた小田島社長。
奥様と結婚した時はムコにも社長にもなる予定はなかったのだとか…
東京で暮らしていきますんでという話はしてたんです。
子供も生まれてマンションも買っちゃう時に。
奥様の小田島衣里さん、
その時、両親の体調がかんばしくなかったので。
具合の悪い義理のお父さんのために一念発起。
ゑびや大食度を継ぐことを決意した小田島社長。
地方の小さなお店に次々とかつてのお仕事のノウハウをつぎ込んでいきます。
おムコさん社長のスゴ技② 食材の無駄をカット!
高級食材が多いのでなるべくロスを出したくない。
それまで食材の発注量はベテランスタッフが勘と経験でその日の売上を予想して決めていました。
でもこの予想、なかなか当たらない事が多かった…
1年間で無駄になった食材は200万円から300万分に…
そこで小田島社長がまず始めたのが…
情報を店頭に案内した時にスタッフが入力してくれるハンディーターミナルを使って取った情報を吸い上げていく。
お店のスマホ端末にお客様の人数と家族やカップルなどどんな種類のグループで何歳ぐらいなのか、どこから来たのかなどなどお客様の情報を入力していく。
そのデータを分析すると…
どんなお客様が、この時期は何時頃に多く来て、どのメニューを選ぶ傾向にあるのか分かるように。
この集めたデータを使って始めたのが、
データを元に来客の予測をしています。
データ分析で来客数を予測!
例えるなら天気や周囲のイベント、ホームページのアクセス数など重要な情報をAIが掛け合わせて分析。来客数を分析するのです。
1カ月分の来客数予測。予測した数が4,463名で実際来た数が4,344名。誤差が119名で予測としては97.3%。
なんと予測的中率は平均で9割以上!
1年先までの1日毎の来客人数と翌日は何時に何人来るかまで予測。
さらにその日、何のメニューがどれくらいの数注文されそうかも予測し、それを元に料理する食材の量を予測することで無駄な食材ロスを8割も減らすことに成功したのです。
老舗の食堂にどんどん最新IT技術を導入していった小田島社長。
でも最初はけっこう大変だったんだとか…
先代の義理の父とのバトルがスゴくありました。
やったもん勝ちってところはありました。
結果を出すことで小さな老舗食堂を儲かり食堂に変えていったのです!
ゑびやはムコ社長のデータ分析でがっちり!
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