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[WBS]なぜ?小型百貨店が続々!デパ地下食品もズラリ…[株式会社そごう・西武]

2021年6月23日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

外出の自粛やテレワークの普及などによって都心にある百貨店には自然と足が遠のいている方も多いのではないでしょうか。

そこで消費者に近い郊外に店を開く動きが出ています。キーワードは小型化です。

株式会社そごう・西武

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川崎市の武蔵小杉店近くにある商業施設「グランツリー武蔵小杉」。

そこでひときわ目を引くのが西武百貨店の看板です。

西武武蔵小杉ショップの齊藤玉織店長、

デパ地下の食品やカタログギフトなど展開している"小型百貨店"。

百貨店なのに売場の広さは120平方メートル。

一般的なコンビニより狭い面積ですが、その品ぞろえはヨックモックや新宿高野といったデパ地下でおなじみの洋菓子などおよそ300種類。

住宅街が広がる武蔵小杉に小型百貨店をオープンさせた理由とは…

外出の自粛やリモートワークで都内に行くよりも家の近くで上質な物を買いたいというニーズが高い。

実はそごう・西武がこの場所に出店するのは2度目。2014年に衣料品を中心とした店舗を出していました。しかし、ほかの店舗との差別化が難しくわずか3年足らずで撤退。その経験とコロナ禍の現状を捉え、2度目の出店となる今回は食料品やギフトに絞って再出店しました。

都心の百貨店が厳しい状況の中、西武はこの小型百貨店で売り上げを伸ばす狙いです。

コロナもあるし、子どもも小さいので都心に出られないので近所で買えてうれしい。

お祝いのお返しなどいろいろな物が置いてあるので利用しやすい。

さらに新宿からおよそ40分の橋本駅構内を覗くと、こちらにも小型の百貨店「京王百貨店 サテライト橋本店」が。

京王百貨店が4月にオープンした小型店舗で、その広さはおよそ110平方メートルです。

京王百貨店サテライト橋本店の村上肥広店長、

30坪ほどの小さな店だが、新宿店の機能を厳選して出店している。

京王百貨店は新宿と聖蹟桜ヶ丘に大型店、新三郷と昭島のほか、同じグループの京王線沿線の吉祥寺や八王子などに小型店を展開していました。

コロナで遠出を避ける傾向が高まる中で小型店舗の売上が好調だったことから6店目を神奈川県に出店。

店内ではこちらも菓子やギフト向けの商品が並びます。

ギフトの包装紙はもちろん京王百貨店。コロナ禍で都心の百貨店に行けないお客様にも百貨店ならではの手土産を購入できると好評です。

百貨店のサービスを新宿店からそのまま持ってきている形。

予想よりも支持してもらっている。

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