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[WBS]テスラ好調 純利益4.9倍!半導体不足でも増産維持[テスラ・モーターズ・ジャパン合同会社]

2021年10月22日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

アメリカの電気自動車大手「テスラ」が7-9月までの決算を発表し、純利益が1年前の4.9倍と大幅に増えました。

スポーツカー並みのパワーで日本でも人気のテスラですが、ライバルメーカーも走りを打ち出したEVを発売し、市場はさらに盛り上がりを見せています。

テスラ・モーターズ・ジャパン合同会社

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テスラが発表した7-9月の決算。最終的な儲けを示す純利益は16億1,800万ドル、日本円でおよそ1,850億円で1年前と比べておよそ4.9倍に増えました。

販売台数も73%増加の24万台あまりと四半期として過去最高を更新しました。

いま世界的に問題となっている半導体不足。

EV(電気自動車)にも多くの半導体が使われていますが、テスラは「ソフトウェアの書き換えなどの工夫で代替品に置き換えて増産を維持した」としています。

環境への意識の高まりなどからEVへのシフトは世界的に広まっています。

去年の世界のEV販売台数は前の年と比べて50万台以上増加の220万台。さらに2035年には2,400万台と去年の11倍に増えると予想されています。

販売台数で先行するテスラに対抗し、攻勢をかけているのがドイツのアウディです。

アウディジャパンの丸田靖生さん。

10月から導入したe-tron GT。アウディとしては第2弾の電気自動車。

半年前から予約を受け付けているが生産・供給が追いつかないぐらいの注文がある。

アウディが今月から販売を開始した新型EV「e-tron GT」。およそ1,400万円です。

同じ4ドアのスポーツタイプ、テスラの「モデルS」は航続距離や価格面でライバルにあたります。

「テスラを意識している?」

それはある。十分対抗していける。

インフラ面の整備も進めています。

今月からe-tronシリーズの正規販売店を52店舗から102店舗に拡大。

すべての店に充電スピードの早い90キロワット以上の急速充電地を設置し、EVの利便性をアピールします。

EV化の大変革の中でテスラが先行しているから、今後日本市場を一緒に開拓できればいいと思う。

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