2年前の4月7日、緊急事態宣言が初めて発令されました。オフィスからは人がいなくなり、一気にテレワークが広がりました。あれから2年、今後オフィスはどのように変わっていくのでしょうか。
最初の緊急事態宣言かあ2年!オフィスは"集まる場所"に?
4月7日、Zoomやレノボなどテレワークをリードしてきた4社が合同で会見を開きました。
ZVC Japan(Zoom)
佐賀文宣社長
今起きているのはオフィスへの回帰。ただ以前の状態に戻るわけではない。
その一社、ソフトウェア開発を手掛けるアステリアのオフィスを訪ねると…
アステリア
平野洋一郎社長
基本テレワークがメイン。
コロナ以前は個人の机が配置され、大半の社員は出社していましたが、現在はオフィスの面積は4分の1。数人が必要に応じて出社しています。
オフィスのど真ん中には
アステリア
平野洋一郎社長
こちらバーカウンター。
このバーカウンターに仕掛けがあります。ワインセラーの前に2人で立つと
アステリア
平野洋一郎社長
ハロー!こんにちは!きょうは2人で飲むんですね!
ワインは私のおごりです!
これは「社長のおごりワイン」。2人以上集まったことをカメラが認識するとワインセラーのカギが開く仕組みです。
アステリア社員
出社するたびに使っている。
社内のコミュニケーションが円滑になる。新しいアイデアが出る。
社長の狙いは…
アステリア
平野洋一郎社長
オフィスの定義を変えている。仕事をする場所ではなく「集まる場所」。
入り口には顔認識カメラが設置され、出社すると全員に通知されます。出社した人を確認して直接会いに行くことができる仕掛けです。
アステリア
平野洋一郎社長
会わずにテレワークできるところ、会って効率が上がるところ、これをうまい形でミックスしたい。