日本やアメリカ、中国と並び優秀なプログラマーを数多く抱えるのがロシアです。
先週末、日本で初めて開かれたコンテストにはロシアを代表する学生プログラマーが集まり日本と対決しました。
その狙いとは?
楽天クリムゾンハウス
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都内の会場に集まったのは日本とロシアの学生、約60人です。
外務省の関連団体が開催したコンピューターのプログラミング技術を競うコンテスト「日露学生プログラミングコンテスト」。
ロシアの学生はプログラミングの世界でトップレベル。今回のロシア代表の中にも世界ランク21位のウラジーミル・スミカロウさんの姿があります。
2時間の制限時間内に問題をいかに早く正確に解けるかを競います。
開始早々トップに躍り出たのが日本の開成高校の2年生、高谷悠太さん。しかし直後に猛追を受け上位をロシア勢が独占する展開に。
しかし、終了30分前に東京大学の大学院生、杉森健さんが難問を解くことに成功し暫定1位になります。そのまま逃げ切り優勝。
トップ5に日本人2人、ロシア人3人の大混戦となりました。
優勝した東京大学の杉森健さんは、
ロシアは世界一強くて今回もロシア人に負けると思っていた。
3位のモスクワ物理工科大学のアレクサンドル・ゴロヴァノフさんは、
日本人はプログラミングに非常に強い。
お互いに実力を認め合いました。
懇親会
コンテストの懇親会では学生を青田買いしようと日本の大手企業の担当者が集まりました。
ICTラボラトリーズ株式会社の八重樫正一社長は自らスカウトしていた。
即戦力でしょ、もちろん。日本ではなかなか発掘できない学生だ。
楽天株式会社
すでに戦力として採用している企業もあります。
楽天株式会社では10人のロシア人技術者が働いています。
楽天株式会社のロシア人社員、ユリーイさんは、
チャレンジなるし、楽天には数百万人のお客様がいるから大きな責任を持って働くことに興味を持った。
楽天株式会社の人事担当者もロシア人プログラマーの実力を高く評価しています。
人事担当の桑原メリッサさんは、
10人のロシア人社員はスキルがとても高い。彼らの才能と技術センスは魅力的だ。
安倍政権が進める日露交流会。今後日本でもロシア人プログラマーは増えていくのか?