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[WBS]成長資金へシフト促す!敷金ゼロでスタートアップ支援[株式会社日商保]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

スタートアップ企業にとって大きな問題の一つがオフィスの敷金です。初期投資としてかなりの金額がかかるものですが、その敷金をゼロにして事業の成長資金に回してもらおうというサービスが7月14日に発表されました。

"眠っている資金"5兆円を動かせ!敷金ロス問題解消の新サービス

日商保
豊岡順也社長

スタートアップをオフィスから支援するプロジェクトとして敷金を成長資金に。
事業成長につながる機会をプロジェクトを通じて全国に打ち出したい。

オフィス賃料の保証サービスを手掛ける日商保が7月14日に発表したプロジェクト。スタートアップがオフィスを借りる際に慣習になっている敷金をなくして「敷金フリー」オフィスを全国に拡大するというものです。

例えば月額賃料100万円の場合、かかる敷金は通常12ヵ月分の1,200万円。スタートアップとしては重くのしかかります。

またその敷金はいわば眠っている状態の資金にもなります。日商保はその眠っている敷金は全国で5兆円になると試算。

日商保
豊岡順也社長

5兆円の眠った敷金をいかに活用できるかがこのプロジェクトを立ち上げた背景。

日商保は敷金の5%分を毎年もらい、それを保証料にあてていくという仕組みです。このプロジェクトには東急不動産や東京建物など大手不動産会社も賛同しています。

日商保
豊岡順也社長

何かあった時に日商保が支えてくれるのが賛同した一番大きな決め手。
ニーズがあるエリアは渋谷を中心にあるので、そういったところで積極的に拡大していく。

この仕組みを使っていち早くオープンしているオフィスがCOERU渋谷。

利用している企業は…

番組スタッフ

シェアオフィスは考えなかった?

CFO trust
安川森平取締役

商談や銀行の融資を考えるとしっかりとしたオフィスがあるといい。
対外的にもお客様も安心できる。

企業の財務コンサルティングをしているためオフィスを持つことは信用にもつながるといいます。

CFO trust
安川森平取締役

この広さで入居するだけで通常敷金は1,000万円はかかる。
運転資金で人を増やしたり、アクセルを踏めることに使えるのは大きい。

日商保の豊岡社長は眠っている敷金5兆円のうちの1割の5,000億円を流動化させていきたいと話します。

日商保
豊岡順也社長

困っている中小企業、スタートアップが資金調達しやすいものを提供していきたい。

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