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[WBS] サービスエリアも「体験型」に!?日本初のキャンプ施設登場!

2016年8月25日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

EXPASA足柄

東京から約100キロ、静岡県御殿場市の東名高速道路(上り)のサービスエリア「EXPASA足柄」。

フードコートやコンビニエンスストアなど、ここまではよく見る風景です。

そこに8月25日、日本初となる新たな施設がお披露目されました。

色々なカタチのトレーラーがあります。奥にはテントがあります。

キャンピングトレーラーにログハウス型のトレーラーハウス、さらにテントまで、じつはこちらはサービスエリア内では初めてという豪華で快適なキャンプを楽しめるグランピングの施設です。

ビーチをイメージしたトレーラーハウス。

庭先が白い砂浜になっている。トレーラーハウスは奥行きがあって広い。

室内にはベッドが備えられていて、もちろん宿泊することができます。

1泊の料金はトレーラーハウスが3万円~、テントが2万円~となっています。

備え付けの家具は全てイギリスやベルギーなどのブランド品を設置しています。

さらにアメニティはフランスの化粧品メーカー「ロクシタン」を用意しました。

また夕食には地元の野菜や肉を使ったコース料理を楽しむこともできます。(1人5,000円)

さらに施設内にある風呂の利用も可能です。

実はいま、サービスエリアは大きく変わろうとしています。

若者の車離れが進み、今後、交通量が減るのではないかと危機感があるためです。

そのためサービスエリアに付加価値を作り、若者や家族をターゲットにしていきたいといいます。

中日本エクシス株式会社の若林俊二さんは

今までの「モノ消費」から「コト消費」へ、体験して楽しんでもらえるような目的地になっていったらいい。

EXPASA富士川

体験型のサービスエリアは他にもあります。

東名高速道路のサービスエリア「EXPASA富士川」の中にある施設。

こちらのサービスエリア、プラネタリウムが見れるということで大勢の方が見に来ています。

プラネタリウムを目当てに平日にもかかわらず多くのお客様が訪れています。

上映が始まると食い入るようにプラネタリウムを見ていました。

大人600円、子供300円で約30分間、本格的なプラネタリウムを楽しむことができます。

お客様は

最後のプラネタリウムがすごくきれいで感動した。

これ(プラネタリウム)が目的でサービスエリアに来た。また来たい。

こちらではプラネタリウムをオープンしてから集客が約2倍に増えたということです。

道の駅富士川楽座の関佑輔さんは

今までであればサービスエリアは食事や買い物をして終わりだったが、プラネタリウムをつくることでサービスエリアに付加価値が生まれ、プラネタリウムを目的に、見に来るお客様が非常に増えた。

EXPASA富士川では他にも、2017年春には観覧車のオープンも目指し、現在工事が行われています。

晴れていれば富士山も見られるということで観覧車を目当てにEXPASA富士川に立ち寄るドライバーが増えることが期待されています。

NEOPASA静岡

さらにちょっと変わったことが体験できるサービスエリアもあります。

新東名高速道路の静岡サービスエリア。

実は日本で唯一、パラグライダーを楽しむことができるサービスエリアです。

2~3メートルほど空中に浮き上がる体験をすることができます。(1回1,000円)

さらにパラグライダーに興味を持ったお客様は標高561メートルの山へ。

サービスエリアから車で約20分、山頂に到着しました。

相内優香キャスター、小型カメラを持ちパラグライダーを体験することに。

今回、撮影のために一緒に飛んでくれるのは、パラグライダー歴30年の塩坂邦雄さん(72歳)です。

準備を整え、相内優香キャスター、早速フライトです。

飛びます、行ってきます。

あっという間に約800メートルの上空です。

風が気持ちいいですね。空を飛んでいます。

空からは新東名高速道路も望むことができます。

風の状況にもよりますが長い時では1時間ほど飛ぶことができるそうです。

料金は1万円。(保険料込み)

冒険倶楽部パラグライダースクールの塩坂邦雄さん、パラグライダー体験を通じ地域の活性化につながるのではないかと期待を寄せています。

お客様はここに滞在する時間が長くなるので消費も増える。

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