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[WBS]アメリカ 急拡大に警戒感!感染者の7割がオミクロン株

2021年12月21日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

アメリカのCDC(疾病対策センター)は新型コロナに感染した人のうち新たな変異ウイルス「オミクロン株」の感染者の割合が7割を超えたと発表しました。

オミクロン株の急速な拡大に現地では警戒感が広まっています。

アメリカ オミクロン株急拡大…

新規感染者の7割超に

ニューヨーク・タイムズスクエア。

新型コロナの検査場の前には多くの人が並んでいます。

ニューヨーク州では19日、1日の新規感染者が2万3,000人を超え、4日連続で過去最多を更新しました。

感染の急拡大の理由とされるのがオミクロン株です。

検査を受けに来た人は…

オミクロン株は感染力が強く、高齢者などが多く犠牲になる可能性がある。

恐怖を感じている人が多い。

アメリカのCDC(疾病対策センター)によると今月18日までの1週間の新規感染者のうち73%がオミクロン株に感染。

オミクロン株が占める割合は前の週から6倍近くに増え、これまで主流だったデルタ株を逆転したとの見方を示しました。

さらに南部テキサス州の保険当局は20日にオミクロン株に感染した50代の男性が死亡したと発表。男性には基礎疾患があり、ワクチンは未接種で現地メディアはオミクロン株によるアメリカ初の死亡例だと伝えています。

感染の拡大が続くニューヨークのデブラシオ市長は…

オミクロン株により今後数週間はかなり厳しい状況が続くだろう。

急激に感染者数が増え、多くの市民が影響を受ける。

バイデン大統領も濃厚接触者に

アメリカで急速に拡大するオミクロン株ですがバイデン大統領が濃厚接触者になったとの発表がありました。

現地ワシントンの中村寛人記者との中継です。中村さん、最新の状況を教えて下さい。

ホワイトハウスは20日に新型コロナに感染した政府職員とバイデン大統領が30分ほど接触があったと発表しました。

バイデン大統領は検査の結果、陰性でしたがオミクロン株への対応は政権運営を左右しかねない重要課題なだけに司令塔である大統領が感染者に接触したことはホワイトハウスとしても肝を冷やす事態となっています。

首都ワシントンでも急速にオミクロン株が拡大していて、ワシントンのバイザー市長は緊急事態を宣言し、屋内でのマスク着用を再び求める状況となっています。

バイデン政権にはこの夏のデルタ株の拡大をきっかけに支持率低下を招いた苦い経験が刻み込まれていますので、家族が集まり、多くの人が外出するクリスマスや年末年始に向け経済と感染の抑止のバランスをどう取るのか苦慮しているものとみられます。

バイデン大統領は日本時間の早朝に国民に対して演説を行う予定で、行動制限は設けないことを打ち出す一方、自宅で感染の有無を確かめられる検査キットを拡充や病院への米軍の医師派遣などの対策を示す予定です。

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