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[WBS] 1泊2万5,000円~!街全体を高級ホテルに?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

東京都との県境にある山梨県の小菅村をご存知ですか?

山奥にポツンとある人口わずか700人という小さな村ですが、ここ数年観光客が急増して注目を集めています。8月17日には高級ホテルもオープンしました。過疎の村にいま何が起きているのでしょうか?

株式会社EDGE

東京都心部から車でおよそ2時間。東京都との県境にある山梨県小菅村。

多摩川源流の村を謳う人口わずか700人ほどの小さな村です。

この村に8月17日、ある高級ホテルがオープンしました。

NIPPONIA小菅源流の村

NIPPONIA
NIPPONIAは、各地に点在して残されている古民家を、その歴史性を尊重しながら客室や飲食店、または店舗としてリノベーションを行い、その土地の文化や歴史を実感できる複合宿泊施設として再生していく取組みです。

NIPPONIA小菅源流の村。

築150年以上、江戸時代末期に建てられた古民家を改装したホテルです。

壁やふすまは当時のまま。

天井には養蚕業を行っていて時に使っていた糸巻きが。

フロントの横の和室にはイタリア製の家具が置かれ高級感を演出。

スイートルームからは見事な庭園が望めます。

DJカマサミ・コングさん、

美しい。とてもきれいだ。

プレオープンに招かれた人気DJのカマサミ・コングさんからも太鼓判。

食事は地元の食材をふんだんに使用し、価格は1泊2食付きで1人2万5,000円以上。

体感したことすべてにとても感激している。

日本やアジアでユニークな体験をしたい人に心の底からここをおすすめする。

ベッドは素晴らしいし、食事も期待以上に良かった。

この古民家ホテルの先駆けは兵庫県篠山市で誕生したホテルブランド「NIPPONIA(ニッポニア)」です。

今回、ニッポニアを運営する「ノオト」と「小菅村」、地域活性化事業を手掛ける「さとゆめ」が合弁会社をつくり、このホテルを開業しました。

まずはこの古民家で4室をオープン。

今後、村のさまざまな古民家を客室にして村全体を1つのホテルにしようとしています。

小菅村の舩木直美村長、

これが村全体に広がって村が元気になって、700の村全体でホテル経営に携わる。

そんな思いで今後もやっていきたい。

小菅村はもともと養蚕などで栄えた村。

しかし昭和30年代に2,000人以上数えた人口も今では3分の1まで激減。

限界集落とも呼ばれてきました。

ここも空き家、向こうもそう。

いま逆ピラミッド。高齢化なので働く人を中心にしてピラミッドを逆にしたいと思った。

株式会社さとゆめ

株式会社さとゆめ
株式会社さとゆめは、熊本県上天草市の観光ブランドコンセプト「ナナメ上↗上天草」のプロモーションを目的として、パルクールアクションを使ったプロモーション動画を制作しました。 【動画リンク】 多くの自治体が観光プロモーションやシティプロモーションに取り組む中、熊本県上天草市は「ナナメ上↗上天草」というブランドコンセプトを...

改革に乗り出した舩木村長に協力したのがさとゆめの嶋田俊平社長です。

道の駅の立ち上げプロデューサー的な立場で参加した。

従来のそばやうどんなどを出す道の駅では来てもらえない。

新しい小菅村を発信しようと。

こうして立ち上げた道の駅。

目玉はその名も「源流レストラン」。

ヤマメのアンチョビのピザです。

今では村の特産である養殖ヤマメのアンチョビを使ったピザを目当てに県外から観光客が訪れるほどです。

お客様は、

おいしい。ちょっと塩気が効いている。

ここが目的で来た。

また物産館では村のベンチャー企業が手掛けるジビエ料理や村に進出したクラフトビールメーカーの商品を展開。

こうした努力の甲斐あって観光客は5年で倍増。年間21万人に。

物産館の売上げも2倍以上増えたといいます。

地元農家は

今は物産館ができたから、おかげさまで小遣いが。

また、観光などを通じて村の魅力を知った人たちが次々と移住し、すでに人口の15%に上っています。

村民は、

移住者が増えたから若い人がたくさんいる。

最近いい、よその人がいっぱい来て活気がある。

徐々に活気を取り戻しつつある小菅村。

さらなる起爆剤として嶋田さんが乗り出したのが村にある空き家を活用したホテルだったのです。

新しいビルを建てると村の風景が変わってしまう。

村の風景を変えたくなかった。

谷口さん夫妻

今回、このホテルのスタッフとして働くことになった谷口さん夫妻も移住者。7ヶ月前に東京からやって来ました。

村が移住者のために建てた住宅に住んでいます。

広さは79平方メートルで家賃は2万5,000円。

谷口さんは夫妻は元々都内の高級会員制ホテルで接客をしていましたが夫婦でのオーストラリア留学をきっかけに移住を考えるように。

谷口峻哉さん、

東京のホテルで働いていたけど仕事中心の生活。

楽しかったけれどライフスタイルが整ってなかった。

オーストラリアに行ったら向こうの人は家族のために仕事している。

ちゃんと時間通りに帰って、ちゃんと休日はしっかり遊んで、そういうライフスタイルを見てすごくいいなと思った。

家族との時間の使い方や自然の中での暮らしについて考える中、小菅村でのホテルスタッフの募集があり迷わず応募したといいます。

小菅村の魅力について訪ねると・・・

谷口ひとみさん、

私は人。自然もそうだけど、やっぱり人が大きい。

小菅村の人は本当に温かい。みんな親切にしてくれる。

ただ新しいわけでもないし、ただふるいものを引き継ぐだけでもなく、両方チャレンジできるのは本当に魅力的。

この村の特徴である崖の淵に立つこちらの古民家。ここも改装して客室の一つにする予定です。

小菅村自体も今まさに崖っぷち。

このまま何もしなければ村がなくなってしまうかもしれない。

そういう中でこの崖っぷちの古民家ホテルで新しい村おこし、地域活性化のモデルを作れたら700人の村でもできたから自分たちもできると全国の農山村の希望になるのでは。

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