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[WBS]日本 新たな技術力で宇宙へ!?自動車部品メーカーの挑戦[日本特殊陶業株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

日本の自動車産業の未来について。

注目するのは自動車の部品です。ガソリン車に使われる数はおよそ3万点ですが、それに対しモーターとバッテリーで動く電気自動車だと2万点ほどと大きく減少するといわれています。

各メーカーは生き残りをかけて新たな技術で挑戦をしています。

日本特殊陶業株式会社

日本特殊陶業株式会社 - IGNITE YOUR SPIRIT
NGKスパークプラグ、NTKニューセラミックの製造、販売をおこなう日本特殊陶業株式会社の公式サイトです。企業情報、製品情報、研究開発、CSR情報、IR情報、採用情報などを公開しています。

ガソリンで走る自動車に欠かせない部品があります。

エンジンの中でガソリンを燃焼させるのに必要なのがこのスパークプラグ。先端から火花を出してガソリンが燃え、車は走ります。燃費にも影響する重要な部品。

このスパークプラグで世界シェアトップを誇るのが名古屋にある日本特殊陶業です。

スパークプラグに使われるこのセラミックスで高い技術力を持ちます。

年間の生産量は9億個。

売り上げの82%をスパークプラグなどの自動車部品が占めています。

しかし今、長年の方針を大きく変える転換点に・・・

川合尊社長は危機感を募らせていました。

完全にEV化となると燃焼用のプラグなので使われない。

自動車部品の領域は超えなくてはいけない。

変革のタイミングであることは間違いない。

それがスパークプラグに変わる新たな製品の開発。

案内されたのは工場内の機密管理エリア。テレビカメラが入るのは今回が初めてです。

ここで開発していたのがEV(電気自動車)のバッテリーとして世界で開発競争となっている全固体電池。

全固体電池とは液体だった従来のリチウムイオン電池を個体化、耐久性が高まり、長持ちすると期待されています。

開発リーダーの獅子原大介さん、材料に選んだのがあのスパークプラグで使われるセラミックスでした。

粉末にしたセラミックスを焼かずに圧縮して固めることで伝導性を高めることに成功。

セラミックス技術の結晶のような電池。

耐熱性と大きな容量の電池がつくれる特徴がある。

世界トップクラスの性能ができた。

開発した個体電池には壮大な計画が・・・

日本のベンチャー企業が開発する月着陸船「HAKUTO-R」に載せて、来年月面で実証実験を行う予定です。

宇宙での過酷な環境を検証し、実用化へと動き出します。

世の中はすごいスピードで変わっている。

それに合わせたスピードで変わらなくてはいけない。

今までプラグだけでやってきた会社なので難しいが違う事業構造に変わっていくのを並列して進めていく。

裾野の広い日本の自動車産業。

その未来には2つの見方があり、雇用にも大きな影響があると専門家は指摘します。

アーサー・ディ・リトル・ジャパンの祖父江謙介さん、

EVの中にハイブリッド車を入れるかどうかで大きく変わる。

それが世界のEV化のスピードです。

ガソリン車に変わってハイブリッド車が市場で拡大すれば雇用への影響はごくわずかで済みますが・・・

ハイブリッドを含まずにEV化が進めば、2050年には電気自動車は90%以上を占めるとの試算も。

自動車業界は生産から販売まで合わせて270万人いる。

ハイブリッド車を除いてEVだけになってしまう場合、雇用面で30万人から80万人に影響が発生するのではないか。

そこで今、部品メーカーに求められるのが、

いかに角度良く短期に新規事業を立ち上げるのかという対応をとっていく必要がある。

すでに動き出したメーカーも。

愛知県豊橋市の武蔵精密工業。

長年、ホンダを中心にトランスミッションのギアなどの部品を製造してきました。

そして今、電気自動車向けの製品を開発。これはモーターの回転速度を調節する装置です。

電気自動車でもギアは使われますが、部品の数は大きく減るといいます。

そこで・・・

武蔵精密工業の大塚浩史社長、

より小型で軽くて音の静かなユニットにしていく。

そういったことで付加価値が高まっていく。

今後は自社で部品を組み立てて、多くの自動車メーカーに販売していくといいます。

さらに自動車部品の枠を超えて2019年、イスラエルのAIベンチャーと手を組みました。

作ったのはAIを搭載した自動搬送機。

AI先進国、イスラエルの技術を取り入れ、新たな事業の柱を育てる狙いです。

人工知能(AI)を使って自動で人間がやるようにラインに何個材料が必要化をAIがジャッジをして、そこに材料を投入する。

さらにこちらはAIを搭載した外観検査システム。今年3月、トヨタの本社工場に納入し、独自技術で拡大を目指しています。

ピンチとチャンス常に両方ある。われわれにとって100年に1度のチャンス。

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