モノづくりに大きな変革をもたらしたのが3Dプリンターです。その3Dプリンターが靴の買い方を変えるかもしれません。靴底の一部を1人1人に合わせて作り、しかも完成までおよそ1時間という早くて新しい靴作りのサービスが始まります。

エコー・ジャパン株式会社
[blogcard url="https://jp.ecco.com/"]
こちらデンマークのシューズメーカー、エコーです。どんなオーダーメイドの靴が出来上がるんでしょうか。

3Dプリンターです、何か作っています。

エコーが8月28日から伊勢丹新宿店で始めるのが3Dプリンターを使ったオーダーメイドの靴作りです。

ECCO「QUANT-U」
まずは3Dスキャナーで足のサイズを細かく測ります。


次に、
こちらで私の歩き方のクセを測定しているということです。

ウォーキングマシンを使い、歩くときの足の細い動きをデータ化していきます。

取得したデータはすぐに3Dプリンターに転送され、靴の性能の7割を決めるというミッドソールが形成されていきます。
ミッドソールとは靴底と中敷きの間に挟み込むもの。

そして、およそ1時間後…

私だけのミッドソール、ちょっと熱々ですね。まさに出来たて。

硬さも違いますか?

エコー・ジャパンの照井昇さん、
先ほどの歩行データで硬さも割り出されている。

ミッドソールを靴に入れて完成です。

革のスニーカーですが、足がすごく軽く感じます。

価格は計測料を合わせて7万6,000円から。

エコー・ジャパンの犬塚景子社長、
2週間以上待つのではなく、体験直後にお客様に感動を提供したい。
