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[WBS]コロナで小屋が大人気!都内マンションには離れも[株式会社植田板金店]

2021年6月2日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ドライフラワー作りを楽しんでいるこちらの女性、作業をしているのは自宅の庭に設置された小屋なんです。

実はいまコロナ禍でこうした小屋の需要が急増していて、都内のマンションのテラスにも登場しています。

株式会社植田板金店

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岡山市に住む川﨑有加さん、去年、自宅の庭に小屋を建て、英会話教室として使っています。

以前まで自宅の一室を使っていたが、より授業に集中できるようにと思った。

費用はおよそ170万円。

小屋であれば自宅に上がる必要がないため生徒も安心して授業を受けているといいます。

すぐに窓を開ける環境もあるので安全面でも授業の集中面でもとても効率よくできる。

この小屋を製造・販売しているのは住宅の屋根や壁の施工を手掛ける植田板金店。

コロナ禍で集中してリモートワークができると人気を集めているほか、趣味や病院の発熱外来などとしても使いたいと注文が相次いでいるといいます。

植田板金店の植田博幸社長、

在宅勤務が増えて仕事という理由付けができた。

週末は趣味に使えるということで購入が急激に増えてきた。

小屋の魅力はその手軽さ。

10平方メートル以下であれば基本的に建築確認の申請が不要であるため土地さえあれば気軽に建てることができるといいます。

この会社の手掛ける小屋の価格は130万円から。

今年は例年の倍のペースで問い合わせがあるといいます。

昨年度は過去最高となる1億円の売り上げを達成しました。

今年の売り上げは順調なら1億8,000万円、少なくとも1億5,000万円くらいのイメージ。

小屋へのニーズは都内の住宅でも。

現在建設中のこちらのマンション、販売する住宅のテラスに「離れ」を設けます。

このマンションの2割以上が離れ付きとなります。

離れは5畳ほどの空間があり、仕事や趣味のスペースとして使ってもらう計画です。

問い合わせがあった人の7割は現在在宅勤務中。

担当者はコロナによる環境の変化で都会でもこうした離れの利用が広がる可能性は十分にあるといいます。

阪急阪神不動産の首都圏マンション事業部、上地圭典さん、

離れにエアコンをつけられるのか、窓はあるか、ネットは使えるかなど具体的な問い合わせも多い。

新たなニーズとして実感している。

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