[WBS] 自分の個人情報がお金になる!?「情報銀行」本格始動へ!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

実はこちらの靴、私の個人情報を集めることが出来るんです。

その個人情報を企業に提供することでお金がもらえるサービスが来年度から始まろうとしています。

いわゆる情報銀行の普及によって私たちの生活はどのように変化するのでしょうか?

三菱UFJ信託銀行株式会社

午後6時半、東京海上日動火災保険の本社に仕事終わりの社員50人が集まりました。

彼らに説明を始めたのは三菱UFJ信託銀行の社員です。

今回の「Dプライム」、私どもがやろうとしていことをお伝えしたい。

Dプライム

Dプライムとは銀行が個人から情報を預かるサービスで来年度の開始を見据えています。

参加者の目の前にはスニーカー。

実はソール部分に特殊な機械が内蔵されています。

銀行が開発したアプリと連動していて、その人の歩き方や移動した距離、場所など複数のデータがアプリ上に保存されます。

また家計簿アプリにも連動していて個人の購買履歴や資産データなどが保存されます。

現在、個人情報はグーグルやフェイスブックなどのインターネット企業を中心に取り扱われ、名前や住所など個人を特定できない匿名データが私たちの知らないところで売買されています。

一方、今回のサービスでは個人情報を銀行が一括管理します。

個人の同意を得た上で銀行は企業に対し情報を提供。

企業から支払われた対価が個人に支払われる仕組みです。

対価の額は現在検討中で一定の手数料が銀行の収入になります。

三菱UFJ信託銀行のFinTech推進室の齊藤達哉さんは、

お客さまのメリットは銀行が管理するところ。しっかりしたセキュリティーで管理される。

データを渡した対価として金銭が返ってくる場合、その金銭もしっかり信託銀行で保全される。

東京海上日動火災保険株式会社

今回、実験に協力した東京海上日動は銀行から個人情報を買うことでより効率的な商品提案ができると期待しています。

東京海上日動の金融法人部、小西信太郎さん、

お客様のライフイベント、結婚しているかなど聞きに行かないと情報が取れないことも。

Dプライムが普及した際には個人にあった商品を1対1で届けられる。

また旅行会社やフィットネスジムは個人情報を得ることで一人一人にあったプランの作成や提案ができるといいます。

個人と企業の間で情報を管理する情報銀行には銀行だけでなく複数の企業が手を上げています。

株式会社野村総合研究所

いかに個人情報の管理が徹底できるかが重要なポイントだと専門家はいいます。

野村総合研究所の小林慎太郎上級コンサルタントは、

「この事業者ならデータを不正に扱うことはないだろう」、そういうことを分かっている、判断できる能力がある事業者。

しっかりとした事業者に限られてくる。