
京王百貨店で9月6日から始まった大北海道展。これまでコロナで外出を控えていた人などが訪れ、賑わいを見せていますが実はある異変が起きていました。
人気の北海道展に異変!カニ値上げ…意外な理由
賑わいを見せていたのが旭川の駅弁などを販売する業者のブース。
一番人気はホタテにウニ、イクラ、中央に大きなぼたん海老が乗った「ぼたん海老と毛がにの豪快弁当」です。
お客さん

3,240円!
番組スタッフ
弁当にしては結構高い?

お客さん

夕飯だね。夕飯ぐらいの値段。
価格が去年よりも200円以上上がっています。その理由は…
旭川駅立売商会
販売スタッフ

全てが北海道のものではない。ウニなどはチリ産になっている。
カニも輸入になっている。
番組スタッフ
輸入物も入れないと弁当は作れない?

旭川駅立売商会
販売スタッフ

作れない。値段が全然変わってくる。
北海道展の顔ともいえる海鮮弁当ですが輸入品なしでは成り立たないのが現状。そこにこのところのインフレが直撃したのです。
京王百貨店
統括マネージャー
堀江英喜さん

物流費や素材の高騰などが重なり、影響を受けていない店はほぼないと思う。
特に海産物は2倍以上に上がった話はよく聞く。
そこで輸入物の毛がには肉厚な棒肉からほぐした肉に変更。見た目の華やかさは変えずにボリュームを少し落とすなどして極力値上げを抑え、売り上げを維持しています。
その一方で苦しい状況が続いているのが北海道の酪農家です。
国内の多くの酪農家は牛のエサ、飼料を輸入に頼っていますが、その飼料が2倍、3倍のペースで上がり続けているといいます。
井上牧場
井上秀幸代表

この機会にやめようかという酪農家もいるのではないか。
そこで今回、京王百貨店では大北海道展を通し、酪農家の支援を考えています。
京王百貨店
統括マネージャー
堀江英喜さん

こちら有名な「ルタオ」。
今まで外国産のチーズを使っていたが今回、物産展用に北海道産で作ってもらった。
普段使用している外国産のチーズを北海道産のものに変えて特別に提供。
さらに放牧で育てた牛の牛乳だけを使ったソフトクリームも。
みるく san
金野令奈さん

牧草っぽい香りがするソフトクリームなどがある。
輸入の飼料に頼ることなく、放牧で牛を飼う牧場は飼料価格の高騰を免れることができているといいます。
しかし…
ミルクデザイン
山田尚大社長

1頭の牛を育てるのに必要な放牧地は約1ヘクタールといわれるが、土地が50ヘクタールだとしても飼料を使用して100頭飼っているとか、そういう酪農家がほとんどなので社会状況に合わせて50ヘクタールだから50頭減らそうというのは難しい。