
女性用のパンプスや男性用の革靴が履きづらいや痛いと悩んでいる方も多いと思います。

こうした悩み、自分にピッタリ合う靴で解消されるかもしれません。この「ピッタリ靴」を巡る競争が激しくなっています。

株式会社三越伊勢丹
[blogcard url="https://www.isetan.mistore.jp/shinjuku.html"]
新宿にある伊勢丹。

8月28日、婦人服の売り場が刷新されました。
リニューアルされた売り場ですが足の大きさを計測する機械が置いてあります。

こちらは足の大きさや形をレーザーで計測する機械です。

北村キャスターも早速測ってもらいます。

足の形が一目瞭然です。

このデータを元に出されるのが…
伊勢丹のシューカウンセラー、高木香奈さん、
足に合うおすすめの靴がこちらです。

店にあるパンプスの中から自分の足の形に合うパンプスが瞬時に表示されるのです。
最も合うと算出されたのがこちらの一足。

そしてそこそこ合うというのがこちらです。

この2足、北村キャスターに合うのはどちらか?

まずは最もマッチしたパンプス。

ジャストサイズ、ジャストフィットという感じがします。

パンプスはピッタリ感がないと滑る。

続いてそこそこ合うという靴です。

これはいいです。今まで一番いいです。

全く隙間がなく足にフィットしたこのパンプス。
3D計測で測れない足の柔らかさや靴の素材感は履いてみないと分からない。

そこはしっかりとフィッティングさせていただく。

最後は熟練の靴担当者が調整します。
足の形を計測し、ピッタリ靴を見つけるこうしたサービスにはZOZOTOWNも参入。

自宅でスマホで測れる「ゾゾマット」の開発を進めるなど競争が激しくなっています。

靴の木型と足のデータをマッチさせている。

木型とは靴を作る際にメーカーが用意する、いわば設計図。

伊勢丹は靴メーカーにこの木型を提供してもらい靴のサイズデータを作っています。

完成された靴を計測するのに比べ木型のデータはより正確です。
しかし木型は靴メーカーにとって門外不出の命ともいえる存在。
三越伊勢丹の婦人雑貨担当、榎本亮さん、
最初は「え?木型ってどんなものか分かってますよね」って反応。

株式会社銀座ヨシノヤ
[blogcard url="http://www.ginza-yoshinoya.co.jp/"]
なぜ木型の提供に踏み切ったのか?
提供した老舗メーカーを訪ねました。

埼玉県の工場では熟練のスタッフが毎月6,000足のパンプスを作っています。

そんなパンプス作りの肝をなるのが木型です。

女性の足を研究し尽くした専門の職人がつま先やかかとのフォルム、甲の高さなどを細かく調整し、快適な履き心地になる型を作り上げます。

その木型を今回、伊勢丹に提供したのは一体なぜなのでしょうか?

銀座ヨシノヤの商品部、細小路悠史さん、
女性にパンプスは履きにくい、歩きにくいという意識があるので市場が少しずつ縮小しているというのが現状だと思っている。

実はオフィスのカジュアル化もあり、スニーカーなどに押されパンプスの売り上げはここ数年減少しています。

こうした女性のパンプス離れに危機感を抱き木型の提供を決めたといいます。

パンプスは商品がしっかり足に合えば必ずしもつらいものではない。

株式会社アシックス
[blogcard url="https://www.asics.com/jp/ja-jp/"]
こうしたピッタリ靴にはスポーツメーカーも参戦。

アシックスが去年オープンしたビジネスシューズの専門店。

靴の中敷きにはランニングシューズに使われているクッション性の高いものを使用。

かかとにはゲル状のクッションも入っていたりとランニングシューズで培った技術をビジネスシューズにも応用しています。

さらに店内で自分の足の形を3Dで測定でき、ピッタリ靴を見つけられます。

アシックスジャパンのウォーキング事業部、米倉正和さん、
直近6ヶ月の売上は20%の伸びで右肩上がりに推移している。

株式会社オリゼ
[blogcard url="https://shoepremo.com/"]
ピッタリ靴にこだわり急成長をしているブランドもあります。

靴がたくさん並んでいますね。

シュープレモを展開するオリゼの山崎千尋社長、
同じ型で50種類のサイズとワイズ(幅)を用意している。

シュープレモは細幅のパンプスをセミオーダーメイドで提供する専門ブランド。

一番の特徴は50種類のサイズから自分にピッタリあった靴を選べることです。

用意している中で一番広いCという幅。これでも市販品より細い。

市販品よりも細いという靴を履いてみると…
ピッタリしている気がしますが、もうちょっと細くてもいいのかな。

靴と足の間に指が入るくらいの隙間が。

歩いてみるとかかとが外れます。

もう1つ細い物を履いていきましょう。

この会社が重視しているのが足の幅や足囲。足囲は親指と小指の付け根あたりをグルっと囲んだ長さのことです。

足囲は細い方からA、B、C、D、EとJIS規格で定められていますが、日本で流通しているのはEがほとんど。
シュープレモではC以下のみを扱っていてAより細い2A、3Aまで扱っています。

結局、北村キャスターは一般的なEと比べ、4段階細いAがピッタリと分かりました。

日本人の足の平均サイズはEといわれてきましたが、実はいまより細くなってきているといいます。

オリゼの吉岡直美さん、
リサーチして統計データを見たら年々足幅が細くなってきている。

広めの方も多いがだんだんC以下になってきている。

サイズが決まると素材や色を選択。

価格はおよそ3万6,000円からと高いですが、毎年平均5割ずつ売り上げを伸ばしています。


これまで合う靴がなかった方に思う存分楽しんでもらいたい。
