日本コカ・コーラ株式会社
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今、一番レモンが熱い場所を求めてやって来たのはTBSの近くの酒屋さん「赤坂 四方」。

小林謙一店長、今どんなバブルが来ているんですか?

こちらのレモンサワーが売れてます。

昨今、レモンサワーは本当にバブル。

ここ最近、アルコール市場全体が縮小している中でなぜかレモンサワーの売り上げだけは6年くらい前からグイグイ右肩上がり。

今年の売上げ本数は34億本以上の見込み。

そんなレモンサワー業界にはこのブームの火付け役となった儲かりブランドが!

檸檬堂が出てから他社さんもレモンの缶チューハイを出してきてる。

檸檬堂が火付け役でレモンの缶チューハイ売れ行き伸びてる。

2019年に全国発売が始まった檸檬堂。

昨年だけでおよそ1億9,000万缶を売り上げた缶レモンサワー市場シェアナンバーワン!

そしてこの檸檬堂を作ったのがちょっと意外な会社だったんです。

コカ・コーラ。

コーラの会社がお酒ってどういうことなのか?

なんで檸檬堂が売れたのか?

その秘密を探るべく日本コカ・コーラへ。

檸檬堂を作ったのはこの人!
よろしくお願いします!

がっちりです!

パトリック・サブストロームさん。

「ご出身はどちら?」

九州です。

父がアメリカ人で、母が九州です。

檸檬堂の生みの親は九州出身でお酒も大好き。

「日本コカ・コーラさんってアルコール出してなかった?」

今までアルコールは一切出してない。檸檬堂が初めてのアルコールブランド。

しかも世界のコカ・コーラの中でお酒に参入したのは日本が初めて。

でも、何で日本だけお酒にチャレンジしようと思ったのですか?

日本の消費者を色々分析して家庭内でよく飲まれているものがアルコール。

コカ・コーラさんで日本の家庭でよく飲まれている飲み物を調査したところ清涼飲料水は4位、そしてお酒が3位ってことが判明。

だったらお酒もやったほうがいい。

でも、どんなお酒をやればいい?

ってところでサブストロームさんは考えた。
2000年代、特に2010年とか、世の中のトレンドを見ていった時に餃子専門店、エビフライ専門店とか専門性を持たせたお店が多くなっていて。

というわけでお酒の中でも特に勢いのあったレモンサワーで勝負することにしたんです。

では、どんなレモンサワーにするのか。ここからサブストロームさんの苦労が始まります…

全国のレモンサワーを飲みまくり。

全国各地をめぐり地元のタウン誌を読み歩いて地元民に愛されているレモンサワーの名店をひたすら巡る旅。


「全国飲み歩きってことですよね?」
そうですね。会社のお金で。

1晩で5軒6軒はしご。

そのお店で感じたことは記録にのこす。酔うことはできずに…

こうして全国のレモンサワーのおいしい店をめぐったサブちゃん、いやサブストロームさんが出した結論は?

味も様々でシンプルなレモンサワーの他にも塩が入っているもの、はちみつが入っているもの。


レモンサワーの中にも味のバリエーション、奥行き。

特にお酒は人によって好みが変わる。

一口にレモンサワーといっても味や見た目は千差万別。お客さんの好みも色々。

だったら色んなレモンサワーを出したほうがいいってことで…

5種類の味やアルコール度数の違うレモンサワーを売ることに!

そしてレモンサワーの作り方には九州出身のお酒好き、サブストロームさんならではのこだわりが!

味のヒントになったのは九州の薩摩地方で昔から飲まれている前割り焼酎。

前割り焼酎?

焼酎と水と馴染ませておいて作る製法。

焼酎をあらかじめ水で割って置いておくことでお酒と水の分子が結びついてなじみ、味がまろやかになるという製法。


これをレモンサワーでも応用しようと考えた。

普通、レモンサワーはお酒にレモン果汁と炭酸を飲む直前に混ぜるのが定番ですが…

檸檬堂はレモンを皮ごとおろして先にお酒に漬けて味をなじませ、しばらくしてから炭酸と合わせるのです。

「レモンバブルまだまだ続きそうですね?」

続きそうですね!

コカ・コーラはこだわりレモンサワー檸檬堂でがっちり!

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