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[WBS][治る最前線]人体がよみがえる再生医療!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

これまでの医療の常識を覆すといわれている再生医療がいま、さまざまな病の治療に応用されています。

その最前線を取材しました。

再生医療

この男性は2周間ほど前に脳梗塞を発症。

手足にまひが残り、リハビリを続けています。

これまで、脳梗塞などで脳の神経が傷ついた場合、完全に治すことは不可能でした。

脳梗塞の患者は、

何でこんなに動きにくいのだろう。これが「まひ」としみじみ思った。

いま脳梗塞によるまひを治す新たな治療が始まっています。

それが再生医療です。

培養した細胞を脳に注射。

すると脳の神経細胞が再生。

北海道大学脳神経外科の川堀真人特任講師は、

再生医療を行えば今よりもっといい状態にできる。

再生医療でひざの軟骨もよみがえる。

患者は、

時間が経過するにつれ良くなってきた。やって良かった。

医療の常識を覆す夢の再生医療。

その最前線を追いました。

北海道大学病院

北海道大学病院
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脳の神経を再生させる最新の治療とは・・・

この病院に入院する60代の鈴木良子さん。

手の動きを見せてください。

手を握れる?ちょっと力が入らないね。

2周間ほど前に脳梗塞を発症し、一命を取りとめたものの右半身にまひが残りました。

この日、医師から治療の説明を受けました。

幹細胞を取り出して、培養して脳に戻す。

まひが良くなることを期待した治療。

今回の治療では、まず患者さんの骨髄からさまざまな細胞に変化する幹細胞を取り出す。

その幹細胞を3週間ほどかけて大量に培養。

それを脳に注射すると、幹細胞が脳の損傷した神経を再生させるのです。

それによってまひなどの症状が改善するといいます。

手術当日。

3週間後、手術の日。

本当にみんなの支えがあった。

支えてくれてありがとう。それだけです。

頑張るんだよ。

新しい再生医療に家族も期待をかけます。

患者さんの家族は、

これ以上の治療はない。無事に終わってくれたら・・・

培養した幹細胞が準備されました。

鈴木さんの脳の神経を再生させる幹細胞です。

始めます。

培養した幹細胞を注射器に移します。

この中におよそ2,000万個の幹細胞が詰まっています。

細胞を投与します。

頭蓋骨に開けた穴から注射器を挿入。

幹細胞を脳の神経が損傷した場所に注射していきます。

手術は1時間ほどで終了しました。

無事終わったからね。

今回の再生治療は発症から2週間以内の重度の脳梗塞患者を対象に臨床試験として行われています。

脳の神経は1年ほどかけて再生され、日常生活に戻れるようリハビリを続けます。

この治療でリハビリをしても戻らない重度のまひが歩けるまで回復したケースもあるといいます。

まひが治らなかった人や、車椅子の人が歩けるようになれば社会全体にとっても非常に良い。

東海大学

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骨を再生する治療も登場しています。

50代の田中京子さん。

ひざの軟骨がすり減る変形性膝関節症を患っています。

検査画像を見ると、右側に比べ左側の軟骨が薄い。

上下の骨がぶつかり、激しい痛みを引き起こしています。

仕事で疲れたとき、激痛で足を引きずって帰る。

刃物が刺さっているような痛さ。

これまで重症な場合はひざを人工関節に置き換える大掛かりな手術が必要でした。

その上、人工関節は15年ほどで交換するため再び手術を受けなければいけません。

田中さんはひざの再生医療を受ける決断をしました。

医師が準備したのは薄いシート状の組織。

まず骨からとった細胞を3週間ほどかけてシート状の組織に培養。

それをすり減った膝の軟骨に移植します。

組織から骨の再生を促す物質が出て、ひざの軟骨が再生するのです。

この治療ではシート状の組織を軟骨の上に貼るだけ。

注射だと細胞が流れ出てしまうことがあるのでシート状のほうが効果が高い。

3時間ほどで終了。

現在、この治療は症状が中程度以上の患者を対象に臨床研究として行われています。

別の患者の検査画像です。

治療後、膝の軟骨が再生しています。

東海大学整形外科の佐藤正人教授は、

人工関節ではなく自分のひざで長く暮らせるのが最大のメリット。

2年ほど前にこの治療受けた患者さんに話を聞くことができました。

笠原淳さん、治療の前は歩くだけでひざが痛かったといいいますが、いまはほとんど問題が無くなりました。

遠出を控えていたが、できるようになり良かった。

いま再生医療の進化に大きな期待が寄せられています。

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