フィリピンの街中では三輪自動車やバイクがたくさん走っています。
ただフィリピンのような新興国ではローンの審査に通らずなかなか車が買えない人も多いとされています。
そこで日本のベンチャー企業が現地であるサービスを提供し多くの人が車を購入できるなったといいますが、そのサービスが日本でも始まることになりました。
株式会社ジョイカルジャパン
[blogcard url="https://joycal.co.jp/"]
自動車販売店を展開するジョイカルジャパンの全国大会「全国ジョイカルアライアンスミーティング」。
国内初となる新たな自動車ローンを始めると発表しました。
早川由紀夫取締役、
完済時に75歳以上に当てはまる人。
ブラックの人(過去に支払い遅延があった人)でも支払い能力さえあればOK。
主なターゲットは高齢者や支払いを滞らせた経験があるなど、これまでローンの審査に通らなかった人。
そうした人たちがローンを組めるヒミツが提携するベンチャー企業の装置「MCCS」。
Global Mobility Service株式会社
[blogcard url="http://www.global-mobility-service.com/"]
グローバルモビリティサービスの中島徳至社長、
遠隔で自動車を制御するデバイス。
GPSや通信機能のあるこの装置を車に取り付けて、
今、自動車が動く状態。ローンが滞ると遠隔で制御をかける。
ローンの支払いが止まった時、遠隔操作で車のエンジンを掛からなくしてしまうのです。
参考にしたのが携帯電話。携帯電話は料金を支払わなければ使用できなくなります。
同様に自動車ローンの支払状況と車を使えるかどうかを連動させることでお客様にローンを支払う動機を持たせます。
その結果、貸し倒れの割合が下がり、これまでローンの審査に通らなかった人たちにもお金を貸せるようになるのです。
自動車ローンの金利の一部を金融機関から受け取ることで収益にします。
日本の自動車はなにも価格を下げなくても金融サービスをセットにすることで可能性はどんどん広がる。
すでにフィリピンとカンボジアではこのローンを展開していて三輪自動車など約1,000台の販売につなげています。
国内では住信SBIネット銀行などと提携。年明けから軽自動車2車種を対象にスタートします。