
物流や航空業界が相次いで参入を表明している空飛ぶドローン。今年から国への登録制度が始まり都心部での飛行もできるようになります。
空への期待が高まる中、実は水の中を動き回る国産ドローンの開発にも注目が集まっています。取材をするとその裏には中国の影がありました。

国産"水中"ドローンの実力!環境・インフラ点検で活躍?
神奈川県藤沢市。

ここ江ノ島に現れたのは国産初の水中ドローン。その名も「DibeUnit 300」。

開発したのは日本のスタートアップ企業「フルデプス」です。

筑波大学でロボット開発の経験がある社長の伊藤昌平さん(35歳)。自ら手がけました。

スタートアップ企業なのでどこよりも早く新しい機体を出していかねばならない。

新しく仕事ができるということを広げていくことが重要。

機体の重さはおよそ28キロ。

誰でも操作できるようコントローラーがゲーム機型なのが特徴です。

アームを取り付けて水の中でものを掴むこともできます。

操縦者はフルハイビジョンカメラが撮影した映像を見ながら機体を動かします。

また海でドローンが流されないためにある工夫が。機体につながるこの細いケーブル、独自に開発しました。

ケーブルが極細なため波の抵抗を受けづらく、水深300メートルでも安定して操縦できるのです。

伊藤さん、この水中ドローンを何に役立てようとしているのでしょうか。
日本のインフラは昔に建てている。

当時、先駆的だった。ゆえに老朽化も先駆的。

人で潜るのが厳しくなっている現状。機械でやるのが必要ではないか。

全国6万以上ある港湾施設のうち老朽化が見られるのはおよそ2割。点検や補修が喫緊の課題です。

さらに課題がもう一つ。環境保全です。

静岡県の浜名湖は釣具などのごみの投棄に悩んでいます。

そのごみの収集に水中ドローンが使われるようになりました。

浜名湖でドローンによるごみ拾いを始めたのが潜水士の平松卓三さん。
人の負担を減らす意味と安全面で水中ドローンは有効。

潜水士は実は激減している。
