スポンサーリンク

[WBS][コロナクライシス トップの決断]世界へ・・・アビガン「大増産」![富士フイルムホールディングス株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

シリーズ「コロナクライシス トップの決断」です。

新型コロナの治療薬の候補として話題のアビガンは今どのような状況にあるのでしょうか?

開発する富士フイルムホールディングスのトップがその後を語りました。

富士フイルムホールディングス株式会社

富士フイルムホールディングス
富士フイルムホールディングスのウェブサイト。企業情報や株主投資家情報、サステナビリティなどのさまざまな情報がご覧になれます。

世界初のレンズ付きフィルム「写ルンです」。

メモリーカードで記録する世界初のデジタルカメラ。

そんな歴史を作ってきたのが富士フイルムホールディングス。

フィルムでトップを極めた後、まるで違う会社に・・・

いま話題の抗インフルエンザ薬「アビガン」を開發。

新型コロナの治療薬としての承認申請は海外メーカーとタッグを組み最終段階へ。

注目の治療薬の行方は?

トップが見つめる先の決断とは?

「アビガンの薬事承認に向けて現状は?」

富士フイルムHDの古森重隆会長、

薬事承認は新しい病気だから簡単に受けられない。

患者がまとまっていない。大発生しているわけでなはい。

「最近だと藤田医科大で統計的に優位な差がでなかった。」

サンプルが少ない。

コロナウイルスは症状が軽い人も多い。

知らずにかかって治る人もいる。症状の差が出にくい。

アビガンの承認申請には3つのフェーズがあります。現在は最終フェーズ、しかし患者数が思った以上に集まらず審査は足踏みしたままです。

そんな中、富士フイルムは7月にインドの製薬会社などにアビガンの製造と販売権を与える契約を締結。

8月中にもクウェートで治験を開始します。

その背景にはトップの決断が・・・

アビガンを大増産する。

世界各国から注文が来て「備蓄したい」と。

世界各国に供給する。それを一刻も早くやる。

「海外で承認されたものを日本で特例承認に?」

海外で治験が行われたデータを日本に持ってくることはできる。

「早く認めてもらいたいという思いは?」

思いはあるけれどしょうがないと言えばしょうがない。

経営はリアリズム。

富士フイルムはアビガン以外にも新型コロナ対策で画期的な開発を進めているといいます。

それが・・・

富士フイルムHDのAI基盤技術研究所、鍋田敏之副所長、

新型コロナウイルス患者のCT画像をAIを活用して3Dにしたもの。

従来のCT画像ではコロナによる肺炎症状が薄く曇った形で現れますが範囲は曖昧です。

一方、AIによる画像診断では患部が正確に色分けされ症状の程度が分かります。

そのため効果的な投薬や治療をサポートできるといいます。

こうした富士フイルムの進化の影にはピンチをチャンスに変えてきた歴史が・・・

小森会長が社長に就任した2000年。

その年に写真フィルム市場はピークを迎え、以降デジタル化の波でフィルム需要は一気に蒸発しました。

富士フイルムは収益の7割を占める屋台骨を失ったのです。

フィルムがなくなった時に何をやるかと。

自分はどんな技術を持っているのかを整理し再確認する。

それを使って何がやれるか、フィルム以外の事業にどこに行けるか。

そこで小森会長は業態転換を決断。

フィルムで培った技術を活かし新たな需要を求めて医療や化粧品分野に進出したのです。

「『新しい生活様式』について?」

「新しい生活様式」とはどういうことなのか。

元に戻るのが一番いい。

戻る。

いいものを買いたい、作る、買う、これが健全な経済社会。

元の倹約生活に戻りましょう、貧しかった時代に戻りましょうと。

それではいけない。

少しずつ成長する経済社会は人間の一番理想的な経済社会。

努力しなきゃいけない。

メーカーの責任もある。

メーカーもいいものを作っていく。メーカーは努力する。

「経済回復の軌道を?」

日本経済は再び力強く回復する。そのための努力を怠るなといいます。

猛獣が好き。

猛獣が好きだから好き。

強さ。

強いもので勝負するしかない。世界で競争するには。

弱いもので競争しても話にならない。

メーカーは何と言っても技術。

コメント

タイトルとURLをコピーしました