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[WBS]国産化目指す「ラピダス」!半導体研究機関と提携[Rapidus株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

次世代半導体の国産化を目指す新会社「ラピダス」が12月6日に世界トップクラスの半導体研究機関と技術協力していくことで合意しました。この提携は日本の半導体産業の復活に欠かせないものとして、今年1月から極秘に準備が進められてきたということです。その狙いを独自に取材しました。

国産半導体のラピダス
トップ研究機関と提携の狙いは

12月6日にラピダスが提携したのはベルギーに拠点を構える「imec(アイメック)」。最先端の半導体の研究機関です。

台湾のTSMCやアメリカのインテルなど世界の半導体企業と提携し、次世代技術の研究を進めています。

ラピダス
小池淳義社長

日本独自ではなく、国際連携で大きく発展していくことが大きな目標。

imec
ルク・ファンデンホーブCEO

ラピダスが主導権を持って先端的なロジック半導体を製造できると信じている。

この提携にはどんな意味があるのか、テレビ東京は1ヵ月前に提携に向けた両社の動きをキャッチしていました。

都内のホテルで開かれた国際フォーラム。集まっていたのは国内外の半導体関係者です。

そこにいたのが…

ラピダス(発表前)
小池淳義社長

きょうの私の話は未来の半導体製造についてです。

ラピダスの小池社長。新会社を記者発表する4日前のことです。

記者発表の準備に追われていた小池氏がわずかの時間を縫って参加したのがこのフォーラム。その主催者というのが今回提携する半導体研究機関「imec」です。

データ社会に欠かせない高速な動作を実現する先端半導体。回路の線の幅を細くする微細化技術で1枚にチップにより多く集積させることで性能を上げるのです。

その微細化技術に強みを持つのがimec。ラピダスにとってはなんとしても手に入れたい技術です。

一方、imecは…

imec
ルク・ファンデンホーブCEO

最先端の半導体に向けた日本の試みに全面協力したいと考えている。

ラピダスには国から700億円の資金が投入されることが決まっていて、その一部がimecとの技術供与の対価に使われる見通しです。

半導体の専門家は今回の提携について…

東京工業大学 工学院
若林整教授

世界で戦うための切符を手にするということだと思う。
imecで行っている研究への参画という権利が生まれ、研究者・技術者がimecに出向き、imecの中でさまざまな国、研究機関、企業の人と一緒に研究開発を行う。

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