関東地方より西では長かった梅雨も明け、暑さも夏本番となってきました。
今年は夏祭りやイベントが軒並み中止となる中、夏の思い出作りに一役買っているのが家庭用の花火です。
人気商品をランキングでお伝えします。

有限会社タチカワ
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夏の夜空を彩る花火ですが今年は新型コロナの影響で全国各地の花火大会が中止に。


しかしコロナ自粛の重い気分を晴らそうと今家庭用の花火が人気に。

こちらの専門店ではお客様の数は去年と比べて2割増えています。


どこにも出かけられないし子供たちも花火で遊べたらいいかな。

子供たちの思い出が打ち上げ花火大会だけじゃなく家の中でも作れると思って買いにきた。

そこで今回は花火専門店で人気の国産手持ち花火をランキング。

子どもはもちろん大人も楽しみたくなる花火とは?

8位~10位
8位 | 点滅ススキ | 77円 |
9位 | 日本一ながいスパーク | 2本入り 220円 |
10円 | 20変色すすき | 330円 |

まず注目は9位と10位に入ったこちらの花火。
20変色すすき
10位に入ったのは…
はなびかんの立川靖さん、
20変色すすき、色が変化していく花火の最高峰。

こちらはその名の通り火花の色が20回変化します。

次に出てくる色が楽しみなる花火です。
日本一ながいスパーク
そして9位に入ったのが日本一ながいスパーク。

長いのは花火の全長ではなく燃焼時間。
2分半以上燃え続きます。

4位~7位
4位 | 朝顔すすき | 55円 |
5位 | 十変色すすき | 165円 |
6位 | 九州炭火 | 110円 |
7位 | たこおどり | 220円 |

九州炭火
続いて6位に入ったのが創業90年を超える老舗が作っている九州炭火です。

かつて火縄銃にも使われていた黒色火薬の炎は炭火のような温かさがあり暗闇に美しく映えます。


こちらでは他にも国産ならではの人気の花火を作っています。入っているのはこの桐箱。

花の形をしていますよ。こんなキレイな花火初めて見ました。

花の形をしていますが実は花びらの一つ一つが線香花火になっています。

価格は1万円以上。

その火花は美しく繊細。
そして中国産と比較して見ると違いは一目瞭然。中国産は火が落ちやすいのに対してこの花火は落ちづらく長い時間楽しむことができます。

こちらは日本に2軒だけの線香花火の製造所。

特に藁を使った線香花火の原型を作れるのはここだけだといいます。

今や家庭用花火の9割が中国製などの外国産。

価格の安さに負けない付加価値のある商品づくりに力を入れています。

筒井時正玩具花火製造所の筒井良太社長、
何もせずにいたら危機的状況。

国産の火花の特徴やきれいさをちゃんと伝えればわかってもらえる。

噴出花火
家庭で楽しめる花火は手持ち花火だけではありません。
噴出花火が非常に人気。

中でも一番人気がこちら。このパチパチラムネは炭酸のようにパチパチ弾ける音が楽しめます。

他にも火花が蜂のように勢いよく飛び交うのものなどが人気だといいます。

1位~3位
1位 | 線香スパーク 極 | 66円 |
2位 | サンダースパーク | 33円 |
3位 | おっかけスパーク | 55円 |

線香スパーク 極
ランキングに戻って今回1位となったのが線香スパーク 極。

線香花火のような火花が流れ落ちる様子が美しいとリピートするお客様が多いといいます。

しかし創業およそ100年になるこちらのメーカーも外国産の花火に危機感を感じています。
井上玩具煙火の井上慶彦さん、
国産花火は1本1本思いを込めながら作っているのを少しでも知ってほしい。

そこで今年新たな花火を発売。

見た目が面白いですね。

それがこの義助。

特徴はかんざしをモチーフにしたおしゃれなフォルム。
じっくり味わうようにして楽しむ花火をコンセプトに2年がかりで開発しました。

さらにこの花火、小売店には卸さず自社のホームページで注文を受け付けています。

直接消費者とやり取りすることで商品の魅力や思いをダイレクトに伝えていきたい狙いです。

外出は控えても大切な人との特別な時間に手持ち花火が入っていければと思っている。

今年あなたはどんな花火と夏の思い出を作りますか?
