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[WBS][ケーザイのナゼ?]広がる「タイパ重視」ナゼ?あなたの"ギモン"直撃リサーチ[株式会社フライヤー]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

去年は1万2,992円だったものが今年は1万3,639円と値上がりしています。これは何の金額かというと10代から60代に聞いたプライベート1時間に価格をつけるとしたらという質問で、去年よりもおよそ650円高くなったと感じているようです。

コストパフォーマンスならぬタイムパフォーマンス、「タイパ」という言葉も使われるようになってきましたが、この時間効率を重視する動きが広がっているのはなぜなのでしょうか?

"タイパ"重視 意外な理由

都内に住む竹中紳治さん。教育系のスタートアップ企業に勤めています。

竹中紳治さん

基本的にはここ(自宅)で仕事をしています。

資料の作成からミーティングまでほぼリモートワークでこなします。

昼前、パソコンをたたみ、スマホを取り出しました。メールのチェックでしょうか?

竹中紳治さん

本を読んでいた。

番組スタッフ

電子書籍か?

竹中紳治さん

電子書籍ではなく、アプリで書籍を要約しているサービス。

見ていたのは「フライヤー」というアプリ。1冊のビジネス書をわずか10分程度で読めるよう要約しています。

現在、3,000冊ほどを掲載。全ての本が読めえるプランで月2,200円です。

利用を始めたきっかけは?

竹中紳治さん

時間が潤沢にあるわけではない。
時間の使い方を意識している。

リモートワークでこれまでも時間に余裕がありそうに思えますが、なぜタイパを意識するようになったのでしょうか?

"タイパ"を意識 なぜ?

竹中紳治さん

コロナ禍でオンラインで仕事がしやすくなった。
一方で移動していた時間がミーティングに当てられるので時間に追われる。
ちゃんとした時間の使い方をしないと

フライヤーではタイパ重視で情報をインプットしたいというニーズを背景にコロナ前、50万人ほどだった会員数が現在は倍増しています。

フライヤー
大賀康史CEO

これからますます時間の価値は上がり続ける。
その時間を費やすに値するサービスがこれからずっと求められる。

今、タイパ重視の消費者を取り込もうと新たなサービスが続々と誕生しています。

博報堂生活総合研究所
内濵大輔上席研究員

タイパの意識が高まれば高まるほど、そこにお金を払うようになるはず。

今、タイムパフォーマンス、タイパを意識したサービスが続々登場しています。

着替えずに5分間から筋トレができるという「ちょこざっぷ」や調理の手間なくバランスの良い食事が取れる冷凍惣菜の「ナッシュ」、また服をコーディネートして送ってくれる「エアークローゼット」もタイパを意識したサービスといえます。

"タイパ"サービス続々 なぜ?

なぜタイパ重視のサービスが広がっているのでしょうか?

街の人に聞いてみると…

市民

サブスクは動画コンテンツ音楽配信を使っている。
そういったことに使う時間が昔よりだいぶ増えてきている。

市民

数えたら15~20個ぐらいはサブスク契約。
時間を圧迫するサブスクも多い。

無数のコンテンツを自由に楽しめるサブスク。そこに時間を割くためタイパ重視になっている側面もあるようです。

働き方も"タイパ"重視に

タイパが意識されているのは消費だけではありません。

横浜市にあるデリバリー専門の寿司店。午後5時、多くの注文が入り、忙しくなる時間帯です。

やって来たのは…

佐藤さん(仮名)

タイミーで働きに来ました。

学生の佐藤さん、タイミーという募集アプリを使ってやって来たアルバイトです。

佐藤さん(仮名)

きょうは3時間半働く。

この日限定で3時間半働くといいます。

一体なぜそんな働き方をしているのでしょうか?

なぜ?1日限定の短時間バイト

佐藤さん(仮名)

学校が終わった後のすきま時間で働きたいなと。

企業はその日の来てほしい時間をタイミーに掲載。条件に合った働き手が応募することでマッチングします。

しかし、企業側はなぜフルタイムのアルバイトを雇わないのでしょうか?

フルタイムのバイトを雇わない理由は?

つきじ海賓を運営する
サンライズサービス
高田良彦さん

既存のアルバイトがどんどん減って、ピークの時間帯に配達する人員を用意できなくなった。
シフトの都合があり調和を取るため好きな時に入れない。

これまでの形の募集をしても人は集まりにくいといいます。

タイミーでは急な欠勤の穴埋めや繁忙期などピンポイントで募集することができるため企業側の"タイパ"アップにもつながるといいます。

つきじ海賓を運営する
サンライズサービス
高田良彦さん

タイミーがないとうちの利益は上がらない。
すきまバイトというのが主流になると思う、今後は。

消費や働き方の概念を変え始めたタイパ。今後もこの傾向は加速すると専門家は言います。

博報堂生活総合研究所
内濵大輔上席研究員

時間の奪い合いみたいなことにはなると思う。
時間に関するタイパの意識が高まれば高まるほど、そこにお金を払うようになるはず。
このタイパ7って言うキーワードは経済を活性化するキーワード。

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