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[WBS]中国・北京に”新宿・歌舞伎町”!?経済回復も伸びは鈍化[株式会社大和総研]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

中国が7月15日に発表した4-6月までのGDP(国内総生産)は1年前に比べて7.9%増加しました。8.4%の予想にはわずかに届きませんでしたが、新型コロナの打撃からの回復が続いています。

内需拡大に力を入れる中国では東京の繁華街を再現した飲食店など新たな消費スポットも生まれているようです。

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7月15日に発表された中国の4月から6月までのGDP、成長率は1年前と比べ7.9%と5期連続のプラス成長となりました。

中国国家統計局の劉愛華報道官。

わが国の経済は安定的に回復し続けており、生産・需要は継続的に増加している。

コロナからの経済回復が続く中国。しかし、GDPの伸びは市場の予想をわずかに下回りました。

消費の動きを示す小売売上高も12.1%のプラスですが伸び率は鈍化しています。

押し下げ要因となっているのが大幅に減少している新車販売。

2ヵ月連続で前年割れしています。

半導体不足による生産減少が大きく響いた形です。

内需拡大を経済成長の中心に据える中国。消費をどう促せれるかが課題です。

こうした中、コロナ禍で市民の財布の紐が緩んでいる場所が・・・

北京支局の杉原啓佑記者。

北京中心の焼肉店です。こちら入り口がJRの改札口になっていて、中に入ると新宿歌舞伎町のネオンなど日本の街並みが再現されています。

新宿駅前の繁華街をテーマに作られたこの焼肉店。連日この行列です。

日本に旅行する予定があったがコロナで行けなくなった。

ここで食事をすると日本に行ったつもりになれる。

コロナ禍で海外旅行が難しくなったことで中国にいながら旅行気分を味わえることを売りにした店が増えています。

「かんぱ~い」

この店は京都の町家をイメージ。浴衣に着替えて食事をした後は記念撮影も。

友人にシェアしたり、SNSにアップしたりする。

京都・町家風の飲食店の店長。

最近、お客様が増えて1日に200~250人の来客がある。

中国経済をこれまで牽引してきたのは不動産投資。引き続き住宅販売は好調です。

上海支局の菅野洋平記者。

上海市内の住宅街にやって来ました。市内では大規模なマンションの建設がいたるところで進められています。

75平方メートルの3LDKで1億9,000万円から。

大都市の中心部では庶民の手が届かない価格まで高騰しています。

1億7,000万円になるので給料収入だけの人は買えない。

政府はバブルに発展する警戒感からマンション取引の規制を強化。

新型コロナ前と比べ住宅の新規着工面積が減少しました。

代わって不動産投資の新たな主役となりつつあるのが・・・

こちらでは道路を挟んで両側で14ものマンションの建設が行われていますが、その看板を見てみると賃貸住宅と書かれています。

政府は売買取引ができない賃貸専用住宅の開発を奨励。バブル回避と投資拡大の両立を目指す狙いです。

さらに商業施設への投資も好調。上海中心部で急ピッチで工事が進むのは12月にオープンを控える大型ショッピングモール。日系の大手書店も入居するといいます。

上海ではこうした床面積3万平方メートルを超えるショッピングモールが今年だけで新たに49ヵ所も開業する見通しです。

課題を抱えつつも成長を続ける中国経済。

しかし、成長にブレーキを掛けかねない要因があります。それは原料価格の高騰です。

大和総研の齋藤尚登主席研究員、

石油などの資源や鉄鋼などの商品の価格が上がっている。

消費者に近いところは競争が非常に激しい。

価格転換できない。

これにより業績が悪くなり、従業員の所得が伸び悩むとさらに消費を抑制する懸念がある。

原料価格の高騰で企業のコスト負担が増え、その結果、賃金が伸び悩めば、消費の冷え込みにもつながるリスクがあると指摘します。

景気下振れ懸念が高まっていく。

10-12月の中国のGDPは大和総研の見込みで5%程度。

金融緩和政策でてこ入れをする可能性がある。

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