スタジオに用意したケーキ。
黄緑色が特徴的ですが、このケーキに使われているのがナッツのピスタチオです。
実はいまタピオカの次に来るのはピスタチオと呼ばれるほどブームとなっており新商品が続々と登場しています。
ところがこのピスタチオ、アメリカとイランが深く関わっているということでいま注目です。
株式会社ウェルカム
[blogcard url="https://www.deandeluca.co.jp/"]
都内の食材店「DEAN & DELUCA カフェ六本木」。
女性に人気のこちらのお店でいま空前のブームを迎えている商品があります。
それがピスタチオクリーム。
ちょっと気になっていたので買ってみたい。
見つけた時にときめいた。
ローストして砕いたピスタチオがふんだんに使われていてトーストやクラッカーに塗って食べるといいます。
その味は…
妹尾理紗記者、
おいしいです。ピスタチオの香りが口の中でフワッと広がって濃厚な味がします。
ここに来て急激に売り上げが伸びているピスタチオクリーム。
ディーン&デカールを運営するウェルカムの吉住美奈子さん、
18年まで7,000個だったものが19年には1万7,000個売れた。
急激に伸びている。
大人気のピスタチオ。
この冬、コンビニ各社もこぞってピスタチオアイスを販売しましたが、すぐに売り切れ。
ローソンはその人気を受け春に再発売を予定しています。
しかし、そのブームに暗雲が…
実はピスタチオの世界2大生産地がアメリカとイラン。
生産量全体のおよそ8割をこの2カ国で占めています。
ジェラテリア イル・ブリガンテ
[blogcard url="http://ilbrigantejapan.co.jp/"]
中東情勢の悪化に頭を抱えるお店も。
イタリアンシェフが作るイラン産ピスタチオのジェラートが人気です。
モスカートパッシートというワインのジェラートと合わせて値段は2,200円。
常連客は、
生のピスタチオでローストしていないので他ではなかなか食べられない味。
高品質で甘みのあるイラン産は高級食材として欠かせない存在です。
ヴォンマロ久保田摩美さん、
イラン産のグレードの高いものは甘味のあるピスタチオ。
有名なシチリア産と比べても色が美しい。
しかし、ここ最近の情勢不安などで価格は5年前より4割ほど上がっていて、さらなる情勢悪化が今後の仕入れに影響するのではと不安をのぞかせます。
価格も高騰する可能性があるし、流通量も減ってくると手が出せなくなる。
手に入らなくなったらこの商品は作らない選択もある。