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[WBS] [白熱!ランキング]行楽シーズン向け お弁当

2017年4月24日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

もうすぐゴールデンウィーク。行楽シーズン真っ只中の今、一番売れているお弁当とはどんなものでしょうか?

大丸東京店

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大丸東京店。約1,000種類が並ぶ弁当売場。

これからの季節は豪華な肉や海鮮系のお弁当がよく売れるといいます。

大丸東京店食品担当の鈴木徹さん、

行楽の時期には15万~16万人のお客様が来る。

白熱する弁当ランキング。1,000種類の中から頂点に立つのは?

大丸東京店弁当売り上げランキング
期間:2016年3月1日~2017年2月28日

7~10位

順位
7位洋食や 三代目たいめんけん
980円
まかないライス
8位まい泉
1,058円
やわらかヒレかつ丼
9位知床鮨
1,680円
知床ちらし
10位叙々苑
2,500円
カルビ弁当

高級焼肉店「叙々苑」のカルビ弁当やトンカツで有名な「まい泉」の弁当など有名所が並びます。

6位

順位
6位味の梅ばち
1,900円
すきやき・ステーキ弁当

6位にランクインしたのは「味の梅ばち」のすきやき・ステーキ弁当。

山形のブランド牛「米沢牛」を使用していますが2,000円以下というお値打ち感がうけてランクイン。

5位

順位
5位牛たん かさねぎ
2,000円
厚切り牛たんステーキ弁当

5位は「牛たん かさねぎ」の厚切り牛たんステーキ弁当。

その「かさねぎ」がある宮城県仙台市で聞きました。

「『かさねぎ』といえば?」

かまぼこ、笹かまぼこ。

牛タン弁当なのにかまぼこ?

実は5位の厚切り牛たんステーキ弁当を作っているのは2017年で創業70年の笹かまぼこの老舗でした。

一体何故、厚切り牛たんステーキ弁当を作っているのか?

株式会社鐘崎の嘉藤明美社長は、

震災があって工場、店も甚大な被害を受けた。

震災後、店は壊滅状態。2ヶ月もの間、営業ができなくなりました。

そんな中、思いついたのが

避難所がたくさんあって食べるものに困っていたので食堂でもやろうかと厨房を作って始めた。

提供したのが地元の名物「牛たん」。

その時、震災の見舞いに訪ねてきた大丸のバイヤーがこれに目を付けました。

大丸東京店食品マネージャーの宗森耕二さんは、

食べたら美味しくて、これを弁当にしたらお客様に喜んでもらえると思った。

嘉藤明美社長は、

あの時、食べてもらわなかったら今につながらなかったかもしれない。希望の光だった。

偶然が重なって誕生した厚切り牛たんステーキ弁当には未来への希望が詰まっていました。

2~4位

順位
2位崎陽軒
830円
シウマイ弁当
3位穴子寿司 平島
980円
とろける一口穴子
4位創作鮨処 タキモト
1,728円
贅沢ミルフィーユ

1位

順位
1位ミート矢澤
1,780円
ハンバーグ弁当

堂々の1位はミート矢澤のハンバーグ弁当。

本店は連日多くのお客様訪れる人気店です。

厨房を覗いてみるとハンバーグに使ってみるとほとんどがA5ランクの肉。

ミンチにしてこねたものを熱々の鉄板で焼くのだが、その後、ある特殊なオーブンで仕上げます。

ミート矢澤総料理長の福島亮さん、

「スチームコンベクションオーブン」。普通のオーブンは熱風だけで焼き上げるが、定期的に水分を与えて焼き上げるオーブンなのでハンバーグがしっとり焼きあがる。

こうして肉汁溢れるハンバーグができあがります。

弁当の作り方はほとんど同じですが、ひとつだけ本店と違う点があります。

ミート矢澤大丸東京店の渡邊雄介店長、

弁当としてさらにおいしく食べてもらえるよう配合を変えて作っている。

弁当は時間がたってもかたくならないように赤身肉の割合を少し変えているといいます。

できる限り本店と同じクオリティー。それ以上を目指して作っている。

白熱する弁当ランキング。行楽シーズンを前に熱い戦いはさらに激しさを増します。

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