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[がっちりマンデー] 「シチズン時計株式会社」を大特集!!(1)

2019年6月23日

「シチズン時計株式会社」を大特集!!

シチズン時計株式会社

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今回のがっちりマンデーはシチズン時計!

年間売上げは3,200億円以上と日本を代表する時計メーカー。

そんなシチズンががっちり儲かっている最大の理由はもちろん時計作りのノウハウが半端ないってこと!

では、シチズンの時計作りの一体何がどうすごいのか!?

そこで今回はシチズンの知られざる時間ビジネスを大公開。

これが一番小さいネジ!

わずか0.1ミリの超極小部品を手で組み上げるシチズンNo.1時計職人が登場!

ピッタリです!気持ち良いくらい!

街に出れば必ず見かけるあの時計…

この時計…

決してズレない裏側には驚きの儲かり技術があった!

というわけでシチズンのTime is Moneyな時間ビジネスが分かる回です。

時計部品を1個1秒で作ってがっちり!

シチズンの時間ビジネスのヒミツを探るべく、まずやって来たのは長野県佐久市にあるミヨタ佐久工場。

この工場ではにとって一番大事なものを作っているらしいのですが、それは…

ミヨタ佐久工場の工場長、酒井紀亭さん。

これです!ムーブメントです!

ムーブメントをメインに作っている工場になります。

ムーブメントは時計の心臓部になります!

ムーブメント

針が時間を正確に刻むために欠かせない、時計の心臓部「ムーブメント」。

歯車やネジ、基盤やコイルなど多いものだと200点以上もの小さな精密部品が組み込まれたとっても複雑なものなんです。

ここミヨタ佐久工場がスゴいのは作っているムーブメントの数。

なんと、

年間1億5,000万個。佐久工場で作っております!

これ、毎日40万個以上を作っている計算。

一体どうすればこの複雑なパーツをそんなに大量に作れるのか?

生産ライン

早速、ムーブメントの生産ラインへ。いざ潜入!

非常に広いんですが、全てムーブメントを組み立てている生産ライン。

あんな小さな部品をこんな広いところで!

組み立てラインを見てみると作業スタッフが一人しかいない。

130工程ある。従来だと130人必要だった。

今は1人。誰もいなくても完成できる!

自動化している。

なんと130もある工程をすべて自動化!

スタートから完成するまでグルっと1周する間、人の手が一切入らない!

まず、金色のパーツの中心に組み込むのは分針を動かす歯車。

それから、

パーツを組んでいく工程とちゃんと乗っているか検査する工程。

これがセットになっている。

1工程終わるごとに必ず機械でチェック。

部品の取り付けがしっかりできていないとヒョイッとラインから弾かれる。

続いての工程は耐久性を上げるためのオイル差し。これもロボット。

そして時計の駆動に欠かせないパーツ、コイルの取り付け工程。

そして最後に画像による精密検査を終えたら、ムーブメントを箱詰め。ここまでわずか8分。スゴ~い!

さて、シチズンでは大量に時計を作るため全ての組み立てマシンを共通のあるルールを守って動いているといいます。

それが、

1個1秒でムーブメントが作れる!

全ての工程が1秒に1個というスピードで動く!

なんと1工程をぴったり1.00秒で仕上げている。

これ、どこか1つの工程が0.1秒でも作業が遅れるとどんどんズレていってしまい1個1秒で作れなくなってしまう。

では、本当に1個1.00秒で組み立てているのか?

まずは歯車の取り付け。

アームの動きにご注目!よく見ててください。部品のピックアップから取り付けまでぴったり1秒。

さらにコイルの取り付けもきっかり1.00秒と130工程すべてをジャスト1秒で仕上げていきます。

結果、組立ラインの作業が止まることなくピッタリ1秒で仕上がっていくワケなんです。

ムーブメントを1個1秒で作ってがっちり!

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