ふわふわかとろとろか・・・
好みのスタイルを選べるのが人気のお店です。
チェリッシュ(CHERISH)
東京の都心、港区の大通り。

そこから1本脇に入った道を進んでいくと若い女性達の行列が。

行列に並ぶ彼女たちが目指す入り口の先にあったのは美容室。

並んでいる人は、
めっちゃ楽しみ。

写真がかわいくて、おいしそう。

美容室なのにおいしそう?

美容室が作る美味しいものとは一体?

little pool coffee
東京・港区にある美容室チェリッシュ。

平日・休日に関わらず毎日20人ほどの行列ができるといいます。

お客様のお目当てはオムライス。

実はこの美容室、コーヒースタンド「リトルプールコーヒー」を併設して、ランチの時間にオムライスを提供しています。


オムライス
オムライスは「とろとろ」と「ふわふわ」の2種類。

「とろとろ」はケチャップライスの上にプルプルの半熟オムレツを乗せたもの。

「ふわふわ」はしっかり火を通したタマゴでケチャップライスを包んだ昔ながらのオムライスです。

食感が全然違うので両方頼んでシェアするのがおすすめ。

じゃあ両方。

2種類のオムライスを頼んだ2人の感想は、
おいしい。

溶けます。

ミルクっぽい。

小池誠宏さん
店を経営するのは美容師の小池誠宏さん。

美容室で働いていたスタッフが独立するなどして辞め、1人になってしまったことから広すぎる美容室の一部をコーヒースタンドにしたといいます。

ランチやりたい。ランチを開けてお客様が来ればいいなと。

隣が美容室なんだという感じでお客様がカットしに「今度来ようかな」。

オムライスを買いに来たお客様が、それをきっかけに美容室にも来てくれるのではないかと期待を込めて始めたところ、今では逆にオムライスが美容室を上回る人気を集めているといいます。
どうしてランチメニューにオムライスを選んだのでしょうか?

きっかけはたまたま来ていたアルバイトの一言でした。
料理を何かできないか聞いたら「僕オムライスだったらできます」と。

じゃあオムライスやってみようか。

そのアルバイトの青柳吏さん。

実は以前、オムライスの店でアルバイトをしていた経験もあり、オムライス作りにはかなりのこだわりを持っています。
プルプルになる秘訣は温度。卵の温度をどこでとめるのか。

おいしさの秘訣は卵の温度。

企業秘密だというある一定の温度を保つことでふわふわでトロトロのオムライスになるといいます。
当初は30代から40代の働く人をターゲットに1日20食を目標としていましたが、インスタグラムで20代の若い層に人気が広がり、今では美容室と同じくらいの売り上げになっているそうです。

隣で営業して髪を切っているとお客様がオムライスを食べたくなる。

持ち帰り用を買って帰る人もいる。

美容室とオムライスというちょっと変わった組み合わせ。
とろとろふわふわのオムライスで今日もお客様の心をつかみます。
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