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[WBS] パナ独占の「卓上食洗機」!挑む2社の秘策とは!?

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使いたい時短家電ランキングです。

1位ロボット掃除機
2位食器洗い乾燥機
3位乾燥機能付き洗濯機

白物家電が飽和状態といわれる中、各社が工夫を凝らして競い合っています。

特に2位の食器洗い乾燥機、いわゆる食洗機の卓上型は現在、パナソニックの独占市場となっています。

そうした中、この食洗機市場に新たな動きがありました。

アクア株式会社

[blogcard url="http://aqua-has.com/"]

アクアジャパンの吉田庸樹代表、

こちらが今月発売が発表されるアクアの新しい食洗機。

サンヨー電気の白物家電を引き継いだアクアが初めて開発したこちらの食洗機。

その特徴は、

奥のスプーンまで見える。

一目で洗っている状況、汚れの落ち具合が分かる。

パナソニックは扉を閉じると中の状態が見えにくいタイプを製造していますが、アクアは差別化を図るため1枚板の強化ガラスで扉を作り、中の洗っている様子を見られるようにしました。

さらに内側には汚れが付きにくいとされるステンレスを採用。

差別化のキーワードは「清潔イメージ」だといいます。

除菌や清潔さに対する消費者のこだわりが非常に強い。

新規参入したアクアとしてはそこをカバーせずに参入することは避けるべき。

ある調査では消費者が食洗機を買うのをためらう多くの理由が「汚れ落ちに不安がある」「最近が繁殖するのでは」といった衛生面での誤ったイメージ。

実は1968年にはすでに卓上型の食洗機が登場していましたが、そのイメージが普及の壁となり続けてきました。

そこでアクアはコインランドリー事業で培った「見せる洗浄」などのノウハウを注ぎ込むことで市場に切り込みたい考えです。

業務用のランドリーから食洗機まで洗いのプロを自認している。

食洗機市場で大きな存在感を示したい。

エスケイジャパン株式会社

[blogcard url="https://skj-felicis.com/"]

一方、福岡県でも食洗機を巡る新たな動きが。

2001年創業の新興家電メーカーが今後、食洗機事業が急拡大するとみて動き始めました。

この企業が来月発売するのがこちらの食洗機「SDW-J5L」。

横幅は41センチと一般的な食洗機よりもひと回り小さく、洗える食器は最大で12点です。

杉弘行社長、

1人暮らしや高齢者の2人暮らしがターゲット。

共働き夫婦も洗い物、乾燥、拭く時間が省ける。

この食洗機には大きさ以外にも特徴が。

食洗機をぐるっと見渡すとなんと水道管がありません。

あるのはこのタンクのみ。

実はこれ日本で初めて着脱式のタンクを備え、そこから水を供給する食洗機です。

これにより一般的な食洗機に必要な水道管の分岐工事が必要なくなったのです。

工事が必要な点がお客様はNG。

ワンルームマンションなどでも必要な人は工事なしで使える。

では肝心の洗浄力はどの程度のものか?

実際に汚れた食器を洗ってみます。

かかる時間は洗浄と乾燥を合わせて90分。

取り出してみるとどれもすっきり汚れが落ちています。

遜色ない。私は自宅でパナソニックを使っているから分かる。

洗浄に使った水は排水用のタンクに出すか、シンクにホースで出す設計です。

値段は3万9,800円。

年間出荷台数は10万台と思っていたがそれでは追いつかない。

生産が追いつかない可能性がある。

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